西武新型特急Laviewが実現する、5つの「今までに見たこともないスゲーこと」:月刊乗り鉄話題(2019年3月版)(3/4 ページ)
フッ。スーパーブライトNo.2000か……いいツヤしてやがるぜ。
【Laviewスゲー 5】今までに見たこともない「旅が待ってる」
そろそろ、今まで見たことのない電車「Laview」に乗りに行きたくなりましたね。
ただし、きっぷを買うときは要注意です。Laviewは車両の名前です。列車名ではありません。西武池袋線の特急「むさし」と、西武秩父線に直通する特急「ちちぶ」の一部の列車がLaviewで運行されます。その他のむさしとちちぶは「ニューレッドアロー」の車両です。西武新宿線の特急「小江戸」も、今のところニューレッドアローです。
Laviewのきっぷは窓口の他、自動きっぷ販売機やチケットレスサービス「Smooz」で購入可能。販売機では列車名「ちちぶ」「むさし」と、「Laveiw」か「ニューレッドアロー」かの仕様車両を示すアイコンが表示される
Laviewの窓の大きさを楽しむならば、ぜひ「ちちぶ号」に乗りましよう。飯能~秩父間は眺望が良い山岳区間です。鉄橋でRaviewの大きな窓から今まで見たこともない絶景を眺められるはずです。
Laviewで運行する列車は、土休日下り「むさし67号・43号」「ちちぶ5号・13号・29号」、土休日上り「むさし64号・34号」「ちちぶ20号・28号・48号」、平日下り「むさし27号・51号」「ちちぶ9号・17号・37号」、平日上り「むさし6号・12号・42号」「ちちぶ24号・32号・56号」です。
このうち、平日の「ちちぶ17号」と休日の「ちちぶ5号・13号」「むさし67号」は、池袋~所沢間を最速の19分で結びます。スピード感を楽しみたい人はこれらの列車を選ぶと良いでしょう(以上、2019年3月現在)。
Laview「ちちぶ号」に乗って向かう先は秩父です。西武秩父駅には温泉施設「祭の湯」が併設されています。露天風呂や岩盤浴などを備えた温泉エリア、フードコート「祭の宴」、物販エリアの「ちちぶみやげ市」があります。
西武秩父駅から徒歩約10分の羊山公園は芝桜の名所です。開花時期は4月中旬から5月上旬。羊に触れるふれ合い牧場やアスレチック広場もあります。
西武秩父駅から秩父鉄道の御花畑駅までは徒歩数分です。秩父鉄道はSL列車「パレオエクスプレス」で知られています。秩父鉄道沿線にはパワースポットとして人気の三峯神社、いちご狩りやバーベキューが楽しめる秩父フルーツファーム、秩父神社、長瀞渓谷付近は荒川のライン下り、ロープウェイがある宝登山(ほどざん)はロウバイの名所です。
Laview「むさし号」終点の飯能には「ムーミンバレーパーク」(関連記事)がオープンします。開園はLaviewのデビュー日と同じ2019年3月16日。「はじまりの入り江エリア」「ムーミン谷エリア」「コケムス」「おさびし山エリア」の4つがあり、それぞれに展示施設やレストラン、グッズショップがあります。飯能駅から「メッツァ」行きの直行バスで約13分です。
秩父や飯能へまだ訪れたことがない人は、Laviewの乗車をきっかけに遊びにいきましょう。既に行ったことがある人も、Laviewに乗ってまた遊びに行きましょう。今までに見たことがない楽しさが待っているかもしれません。
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