ニュース

東日本大震災が起きた日 神戸の小学校であった出来事描いた漫画に目頭が熱くなる

シワシワになった千円札を募金しに来たおじさんが泣ける。

advertisement

 東日本大震災から8年。神戸にいた人があの日を振り返った漫画にほろりとします。


おじさんの言葉にぐっと来る

 神戸で仕事をしていて、震災発生の瞬間に小学校にいたという作者さん。神戸では地震はなかったものの、校長先生は「阪神大震災を知っている親御さんが、子どもがそばにいないと不安になるから」と早めに子どもを帰すように指示します。


校長先生の決断が素晴らしい

 その学校がある地区は、阪神大震災でも地震の被害が大きかったところだといいます。住んでいるのは地の人(昔から住んでいる人)ばかりなのでこの地震はこたえる……と阪神大震災を思い出す校長先生。さらに、募金箱と配布用の募金封筒を用意するよう指示します。

advertisement

募金箱、まだ早いのでは? と思ったけれど

 募金はまだ早いのではないかと思った作者さんですが、そこへ怖そうなおじさんがやってきて窓ガラスをたたきます。子どもを早く帰したことで文句を言われるのではないかと心配しますが、おじさんは「ここ募金あるやろ」「募金させてくれへんか」と申し出たのです。


怖そうなおじさんだと思ったら……

 「俺ら震災とき世話なったん、返さなあかんからな」――とおじさんがポケットから出したのはシワシワになった千円札。そのおじさんを筆頭に近所の人たちが募金に訪れ、すぐに募金箱はいっぱいに。ちょっとした車が買えるほどの額が集まったそうです。


おじさんが募金したのはなけなしの飲み代だったかもしれない

 「あのくしゃくしゃの千円札は、地震をくぐり抜けて生きてきた神戸のおっちゃんの善意の塊だと思ってます」「いざというときに行動できる人でありたいな、と思ってます」と漫画は締めくくられています。

 漫画を読んだ人からは「泣きそうになった」という声、校長先生やおじさんの行動に感動したという感想が寄せられ、東北の人からの感謝のコメントもみられます。

画像提供:匿名希望の作者さん



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  6. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  9. 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  10. 「セッ…ックス知育玩具」 省略する位置がとんでもないオモチャの名前にネットがざわつく