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緊急地震速報で保育士の責任感が垣間見えた 入園を控えて職場復帰が前向きになった漫画

子どもと離れている間に災害が起こったらどうするかをあらためて考えるきっかけに。

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 緊急地震速報が鳴り響く緊迫した事態の中で垣間見た保育士の行動に、これから職場復帰を控えて不安に思っていたお母さんを少し安心させたというツイートが共感を呼んでいます。

緊急地震速報

 5日11時2分ごろ、茨城県沖を震源とする地震による緊急地震速報が発表されました。関東地方や福島県の皆さんの中には一斉に鳴ったアラートにびっくりした方も多いかと思います(関連記事)。ツイートを投稿したツネコさん(@tsuneko_log)も同じく子どもと外出中にアラートが鳴り緊張が走ったそうです。

 すぐにそれほど揺れなかったこともあり平常心を取り戻しますが、そのとき園児たちと散歩中だった保育士たちがカートに乗った子どもたちに覆いかぶさるように守っている姿が目に入りました。

 「娘も保育園に通っている間こうして守ってもらえるのかなと思うと、本当にありがたいです。保育士さんの仕事の凄さを垣間見れました」とツネコさん。子どもと離れている間に災害が起こったらどうするかをあらためて考えるきっかけになったと振り返っています。

 この経験を漫画にして投稿したツイートには、「誇りと愛を感じた」「なんか涙出ました」「こんな風に人の生命を預かってくれる保育士さんたちの待遇面が良くなったら」とさまざまな反応が寄せられています。中には現場で働く保育士たちからも同じく地震のときにすぐに集まってしゃがんだことや、毎月さまざまな想定のもと避難訓練が行われていること、1人が見られる人数にも限界があるといった声も。

緊急地震速報緊急地震速報 同時刻に発生した茨城県沖と富山県の地震により緊急地震速報が。何事もなくてよかった

 なお、気象庁によると5日の緊急地震警報は「同じ時間に富山県西部を震源とする地震が発生しており、2つの地震を同一の地震として処理したため」であり震度を過大に予測してしまったと発表しています。

(画像提供:@tsuneko_logさん)

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