「僕も死ぬまでロックンロールします」　内田裕也に訃報にミッキー・カーチス、布袋寅泰ら“日本ロック界”から追悼の声

　ロック歌手の内田裕也さんが3月17日、肺炎のため東京都内の入院先で死去。偉大なロックンローラーの訃報に、ミッキー・カーチスさん、布袋寅泰さんら日本のロック界から追悼の声があがっています。

　内田さんと同世代で親交もあったミッキー・カーチスさんは、「内田裕也が亡くなったようだ！　仲間がどんどんいなくなってしまう！　ロックロールお疲れさん RIP（原文ママ）」と79歳でこの世を去った盟友に追悼のコメント。2人は1950年代からの付き合いで、当時は内田さんは「ブルー・キャップス」、ミッキー・カーチスさんは「ロカビリー3人男」のメンバーとして活躍。盟友の訃報に気持ちも沈んでいるようですが、「ユーヤが亡くなって悲しい日だがこれからやすらぎのロケだ！　仕事で頑張ろう！」と前向きな言葉を残していました。

　布袋さんも、「R.I.P. Mr Rock’n roll.」と内田さんを追悼。「きっと天国でロックンロールの先駆者たちから盛大な歓迎会を受けていることでしょう」と新たなステージへと飛び立った内田さんに思いをはせ、「素敵なパートナーと手を繋ぎ踊ってください」と半年前に先立った妻で女優の樹木希林さんとの再会も願っていました。最後には、「ロックンロールとは『頑張ろうぜ！』の合言葉。僕も死ぬまでロックンロールします」と内田さんの遺志を継いでいくことも誓っています。

　ロック歌手のダイヤモンド☆ユカイさんはブログを更新し、「とてもとても悲しい。ロック界の一つの時代が終わる…。本当に悲しい」と悲しみに暮れる胸中を吐露。個人的な親交もあったようで、「俺があっちに行ったらまた酒を奢って下さい。本当に本当に本当にありがとうございました」と多大な感謝を伝えていました。

　ロックバンド「高樹町ミサイルズ」のボーカルという顔も持つ俳優の中村獅童さんは、「可愛がっていただいた事一生忘れません、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と内田さんを追悼。投稿には、内田さん主催の「NEW YEARS WORLD ROCK FESTIVAL」で共演した際の2ショットを添えています。

　ロックバンド「氣志團」の綾小路翔さんは、一時期は近所に住んでいたという内田さんとの思い出を、「真っ黒なグラサンかけて襟足長いのは間違いなく自分と御大だけだったので、近隣の方々には混同されてるんじゃないか説も…？」とユーモラスに回顧。「新元号には興味なかったんだろうな。天国でも地獄でもロケンローかまして下さい。シェケナベイベー！」と粋な言葉で内田さんを送り出していました。