伝説のスーパーカー「パンテーラ」が復活!? ランボルギーニをベースに開発した「PANTHER PROGETTOUNO」がすっげぇカッコイイ(1/2 ページ)
レジェンドの皮をかぶった猛牛。
イタリアのアレスデザイン社が、開発中の新型スーパーカー「PANTHER PROGETTOUNO」を発表。なんと、かつてデ・トマソとフォードが共同開発したスーパーカー「デ・トマソ・パンテーラ」をモチーフにしています。
アレスデザインは、フェラーリやロータスの重役を務めてきたダニー・バハールさんが立ち上げた会社で、富裕層向けの高級車のカスタマイズを専門としています。
そのなかでも往年の伝説的な名車を現代に蘇らせるというプロジェクト「LEGENDS REBORN(レジェンズ・リボーン)」に注力しており、PANTHER PROGETTOUNOもその1つ。
完全なオリジナルというわけではなく、「ランボルギーニ・ウラカン」をベースに開発が進められています。見た目はファン垂涎のパンテーラでありながら、中身は650馬力のV10エンジンを搭載する正真正銘の現代のスーパーカーというわけです。
デ・トマソ・パンテーラといえば、かつてスーパーカーブーム世代の少年たちの心をわしづかみにしたクルマの1つ。デ・トマソとフォードの共同開発で、当時のスーパーカーとしては異例の量産車だったため残存台数は比較的多く、本物を手に入れることも不可能ではないでしょう。
しかし、現代的にリファインされたデザインや機能、性能といった要素が揃った状態で、ヘリテージカーではなく現代のスーパーカーとして手に入れられるアレスデザインのパンサーにもまた違った魅力があるのではないでしょうか。
横から見た時のフォルムなどは、かなりパンテーラらしい仕上がり。安全基準などの兼ね合いで量産車ではほぼ絶滅してしまったリトラクタブルヘッドライトが装着されているのも素敵です。価格は61万5000ユーロ(約7774万円)から、およそ3ヶ月ほどで製作できるそうです。
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