池袋の新シネコンに日本初の体感型シアター「4DX with ScreenX」開設決定 2019年7月オープン予定
動くシートと水・風・香り・フラッシュによる演出、視野270度の3面スクリーンを導入。
2019年7月開業予定のシネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」(東京・池袋)で、日本初の体感型シアター「4DX with ScreenX」が開設となります。映像に合わせて、シートが動き、水・風・香りによる演出がされ、3面スクリーンで視野270度楽しめるという、あらゆる感覚器官を刺激する設計。
グランドシネマサンシャインは、キュープラザ池袋の4階から13階にかけて出店し、12スクリーン、2443席と都内最大級のシネコンとなる予定です。常設の映画館としては国内最大となるスクリーンを備える「IMAXレーザー/GTテクノロジー」シアターが開設される(関連記事)ことが既に発表されています。
体感型シアター「4DX with ScreenX」は、体感型アトラクションシアター「4DX」と、3面マルチプロジェクション上映システム「ScreenX」が融合したもの。前後・左右・上下に動くモーションシート、水・風・香り・フラッシュなどの革新的なスペシャルエフェクトと、視野270度の3面マルチプロジェクション上映システムによって、臨場感ある映画鑑賞が体験できます。
そのほか、館内各所には、クリエイティブスタジオ「WOW」がプロデュースしたインスタレーションを設置。インスタレーションとは、空間全体をアート作品とする手法のこと。エントランスロビーには、球状のオブジェクトに映像を投影した万華鏡のような立体アート作品が設置されます。
各フロアの廊下(コリドー)は、フロアごとに異なる国際映画祭をイメージしたインテリアで統一されます。お手洗いにも映画にまつわるアイテムがちりばめられます。
施設の運営者である佐々木興業株式会社は「映画文化の発展と池袋エリアの地域振興に貢献し、豊島区が掲げる『国際アート・カルチャー都市構想』の中核を担う施設を目指し、2019年7月の開業に向けて、準備を進めて参ります」としています。
(高橋ホイコ)
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