ニュース
開館53年の映画館「有楽町スバル座」、10月に閉館 施設の老朽化などのため
日本初の洋画ロードショー劇場「丸の内スバル座」を継承した、日本映画史と深く関わる施設でした。
advertisement
2019年10月中旬に映画館「有楽町スバル座」(東京・有楽町)を閉館することをスバル興業が発表しました。閉館理由については、今後の映画興行事業の展望や施設の老朽化などを総合的に判断したと説明しています。
有楽町スバル座は、1966年4月に有楽町ビルの竣工とともに3階に開館。1953年に火災で消失した日本初の洋画ロードショー劇場「丸の内スバル座」を継承し、「イージー・ライダー」「スヌーピー作品」「ブリキの太鼓」など話題の洋・邦画を上映してきました。現在の席数は270席。
スバル興業は「長きにわたり、多くの映画ファンおよび関係各位の皆様にご支援・ご愛顧いただきましたことに心より御礼申しあげます」と利用者に謝意を表明。閉館日は決定次第、公式サイトで発表する予定です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 14歳の娘と、8年ぶりにプリキュア映画を見に行ったお話
2018年のプリキュア映画は、女子中学生をも劇場に呼び戻す力がありました。 - TOHOシネマズ日本橋、突然の営業中止から5日 「設備点検のため」復旧めど立たず
営業再開のめどが分かり次第公式サイトで発表予定。【更新】 - 「大人のフリが上手な人が、大人なだけだよ」 「映画ドラえもん」の“ムーンビジュアル”が「心にしみる」「グッとくる」
キャラクターが紡ぐメッセージの意味や制作秘話とは。 - スマホの映像が臨場感たっぷりに シアターゴーグル「MovieMask」が二子玉川の蔦屋家電で先行販売
方式はVRゴーグルと似ていますが、2Dに特化することで高い解像感を実現しています。 - スタジオカラー「シン・エヴァ」特報の盗撮・違法アップロード容疑者が書類送致されたことを報告
ダメ絶対。