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ノザキのコンビーフ入り「セガのたい焼き」誕生 行動力の権化となったセガTwitter担当者が生んだ苦心の作

きっかけはTwitterでの両社のやり取り。アイデアを1週間足らずで形にするスピード感がものすごい。

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 ノザキのコンビーフを使用した「コンビーフたい焼き とろ~りチーズ入り」が、「セガのたい焼き」(東京都豊島区池袋)に登場します。3月29日から4月7日まで、1日80食限定販売で、価格は250円。各日、先着10人の購入者には「ノザキのコンビーフ」ステッカーがプレゼントされます。

セガのたい焼き「コンビーフたい焼き とろ~りチーズ入り」
ノベルティのロゴステッカー(先着10人に、1会計につき1枚プレゼント)

 コンビーフのうまみとチーズが合わさった絶妙な塩加減の“あん”を、ほんのり甘いたい焼きの生地で包んだという一品。2018年の「納豆たい焼き」(関連記事)に続く、「たい焼きに御社の商品入れちゃいました!」企画の商品で、実現した背景にはセガ公式Twitter担当者の並々ならぬ行動力がありました。

コンビーフ缶に寄せたデザインのチラシも楽しげ

 発端はハッシュタグ「ノザキのコンビーフの食べ方」に投稿された、「コンビーフチーズナン」でした。これをノザキ公式がとりあげたとき、セガ公式も反応。「ナンとコンビーフが合うのなら、たい焼きでも」と、原型のアイデアが生まれました。

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きっかけは消費者のアイデアから
ノザキ公式が反応
追従するセガ
このふとした提案が、まさか一気に実現へ進むとは

 驚くことに、セガ公式はそんな会話のあと、すぐに市販品で試作をしていたといいます。このアグレッシブさは留まることなく、翌日には「セガのたい焼き」店舗へ持ち込んでコンビーフたい焼きを本格的に試作。Twitterで意見を求めて改良を加え、とうとう企画書として形にしました。

まずナンの素で検証
おいしさを確信したセガは、本気で企画を推進することに
店舗に赴き、たい焼きとして試作
おいしかったものの何か物足りず、意見を求めることに
「溶けるチーズを使ってみては」との意見を取り入れて企画書に

 それから数日後、セガ公式はノザキのコンビーフを手がける川商フーズへ。持参した試作品がおいしいと認められ、コラボレーション企画が成立しました。両社がTwitterで交わしたやり取りから発売決定まで1週間足らずと、スピード感が半端ない。

企画書と試作品を持参して川商フーズへ企画の相談に
さあ、お味は……?
ノザキ公式も太鼓判を押し、商品化が決定!

 セガ公式の仕事はこれでも終わらず、企画成立までの詳細な流れを自らTogetterにまとめています。行動力の権化っぷりに、頭が下がるばかりです。

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