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しゃべりそうでしゃべらない “声ありサイレントアニメ”「女子かう生」に試される声優と視聴者たち
逆に演じるの大変そう。
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4月から始まった3分テレビアニメ「女子かう生」が、なかなかに斬新な演出を見せています。しゃべりそうでしゃべらない、サイレントなようでサイレントじゃない、実に言葉で言い表すことが難しい内容となっていました。
「女子かう生」は、双葉社「WEBコミックアクション」で若井ケンさん(@wakaiken)が連載中の同名の漫画をアニメ化したもの。せりふのないサイレント漫画で、女子高生たちの平和な日常が描かれます。
アニメでも原作を再現し、せりふらしいせりふは一切ありません。にもかかわらず、各キャラのキャストにはちゃんと声優が割り当てられています。
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これは、せりふはないものの、「ふふっ」とか「はっ」とか「うんうん」といった掛け声的なもののみ入っているため。サイレントのようでサイレントじゃない、ちょっとサイレントなアニメとなっています。逆に演じるの難しそう。台本はどういう記述になっているのでしょうか。
視聴者からも、この微妙なサイレントぶりに「しゃべるならちゃんとしゃべってほしい」「俺達は一体何を見せられているんだ」と戸惑う声も。しかし、この感じが逆に良いという意見もあり、賛否分かれているようです。
話自体はまさにまったり日常系という感じで、第1話目「女子かう生とふともも」は教室で寝ているところに友達がちょっかいを出しに来る話、第2話目「女子かう生と不幸な一日」は運の悪い出来事が1日中起こる話となっています。
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