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鋭い目つきのゴツいフェイス トヨタ、3列シートSUV「ハイランダー」新型を発表 (1/2 ページ)

燃費向上、新ステムの搭載も明らかに。

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 米国で開催されている「ニューヨーク国際オートショー」で、トヨタ自動車が3列シートSUV「ハイランダー」の新型を発表しました。


トヨタ ハイランダー(写真:トヨタ自動車、以下同)

 ハイランダーは2001年から米国市場を中心に、中国、オーストラリア、ロシアでも販売されているミッドサイズSUVで、かつて日本では「クルーガー」の名称で販売されていました。

 今回のモデルチェンジで4代目となる新型ハイランダーは、ガソリン仕様とハイブリッド仕様を用意。ガソリン仕様はV6エンジンを搭載して、2WD走行時に後輪へ動力を伝える駆動系の回転を止めて燃費向上を図る「ディスコネクト機構」を全グレードに装備。上級グレードには、4WD走行中にタイヤの駆動力を最適化する「ダイナミックトルクベクタリング機構」を新しく搭載します。

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背後からのハイランダー

ハイランダーの側面

 ハイブリッド仕様にはTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の2.5リッター直列4気筒エンジンが搭載され、従来比17%もの燃費向上を実現。新しい4WDシステムでは、従来のシステムより最大トルクを30%増加させた電気モーターで後輪を駆動させるなど、走行状態に応じて適切なトルク配分を実現させ、高い走破性と操縦性を両立しているとのことです。

 エクステリアを見ていくと、前後のトレッドやタイヤの大径化、フェンダー部の拡大によってゴツいルックスに仕上げられており、先日発表されたばかりの新型SUV「RAV4」の上位モデルに位置することから、共通した思想が感じられます。


ゴツいフロントグリルが良い……

 車体全長を従来モデルより60ミリ伸ばし、2列目シートのスライド量を30ミリ延長することによって3列目の居住空間を広げています。また、全グレードでGoogle「Android Auto」、Apple「Car Play」、Amazon「Alexa」などのアプリに対応しているほか、上級グレードでは12.3インチ大型スクリーンを装備しています。


ハイランダーの運転席

広々とした室内

 取り回しの良いボディサイズを維持しつつ、居住性や荷室空間を拡大した新型ハイランダーは、ガソリンモデルが2019年12月、ハイブリッドモデルは2020年2月に発売予定。米国以外の地域での展開については現時点では未定ですが、トヨタ自動車は「海外における販売国・地域も拡充していく予定」としています。


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