機動戦士っぽく見え……てくるかもしれない スバルが次期SUVのコンセプトカー「VIZIV ADRENALINE」披露(1/2 ページ)
テーマは「大胆」。アドレナリンは出るか……!?。
SUBARU(スバル)は3月5日、スイスで開催されたジュネーブ国際モーターショー2019で新世代SUVのデザインを示すコンセプトカー「VIZIV ADRENALINE CONCEPT(ヴィジヴ アドレナリン コンセプト)」を初公開しました。
VIZIVは近年のスバルのコンセプトカーに使われるシリーズ名。「革新のための未来像」を意味し、近い将来のデザインの方向性を示します。スバルは2014年に定義したスバル車共通のデザイン哲学「DYNAMIC×SOLID」に沿って車種デザインを展開しており、2018年7月には「より大胆」なデザイン表現に進化させる新中期経営ビジョンを発表。そのキーワードとして「BOLDER(大胆な/普段とは違う思い切ったことをするさま)」を掲げました。
VIZIV ADRENALINE CONCEPTの掲げるBOLDERは、「SUBARUブランドの持つ世界観を広げ、特徴をより際立たせることで、乗る人全員をさらに愉しい気持ちにしたい」とするスバルの新しい方向性を示す思いを込めたとしています。
ボディーは3ドアのSUVクーペスタイル。ダイナミックな造形のボディーへ乗員を守るための強固なルーフやプロテクターを大胆に配置し、強靱さと軽快さを両立するような意匠です。スバルならではのあざやかブルーのボディーカラーと、フェンダーやプロテクターの黒のコントラストが新鮮ですね。
東京モーターショー2017で披露した小型マッチョなスポーツコンセプトカー「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」(関連記事)ほどにブッ飛んだ夢のようなスタイルでもないことから、ほぼそのままのカタチで新型の市販車に採用するのかもしれません。日本で売れているコンパクトSUVカテゴリーの注目として、今後の登場に期待です。
ちなみに機動戦士っぽいといえば、日産もクロスーバーSUVのコンセプトカー「IMQ」を同じくジュネーブショーで披露。こちらも、ほどよくゴツゴツモコモコした直線的な造形と薄めのガンメタ具合が機動戦士なロボットっぽいです。この傾向は流行っていくのでしょうかね。
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