ガソリンモデルこれで“最後”!?　かわいい小型車「スマート」にスポーティーな特別モデル（1/2 ページ）

　メルセデス・ベンツ日本は4月19日、小型車ブランド「スマート」の特別仕様車「fortwo BlackSilver edition」「cabrio WhiteBrown edition」を発売しました。

　スマートは極小ボディーの都市在住者向けモビリティーとして1998年にデビューしたマイクロコンパクト車種。2シーターのfortwo、4ドア4シーターのforfour、オープンスタイルのcabrioと多彩なボディースタイルを用意します。そのかわいらしいボディーデザインや車種の性格を生かしたキャラクターコラボモデル「MICKEY THE TRUE ORIGINAL」（関連記事）や、走行性能を高めたホットモデル「BRABUS」などの派生グレードも存在します。

　今回の特別仕様車fortwo BlackSilver editionとcabrio WhiteBrown editionは、最大出力90馬力、最大トルク13.8kgf-m（135Nm）を発生する高性能グレードBRABUS sportと同じ0.9リッター直列3気筒ターボのガソリンエンジンとともに、専用の特別カラーテーマやエクステリアパーツでスポーティーなイメージをグッと高めたモデルです。

　fortwo BlackSilver editionは、2シータークーペ仕様のfortwoをベースにスポーティーなブラックとシルバーのコントラストを際立たせたボディーカラーを採用。専用のホイール、サイドスカート、リアディフューザーなどを装着しつつ、内装も黒を基調にオーダープログラム「tailor made」によるシフトノブやスポーツペダルを標準で装備します。

　cabrio WhiteBrown editionは、軽快なクリスタルホワイトとブラウンで彩ったオープンモデルです。ダッシュボード、シート、シフトノブなど内装の各所にブラウンを効果的に用い、上品で落ち着いた空間を演出します。

　価格はfortwo BlackSilver editionが299万円（税込、以下同）から、cabrio WhiteBrown editionが316万円から。fortwo BlackSilver editionは50台限定、cabrio WhiteBrown editionは30台限定です。

　なお、メルセデス・ベンツはスマートを今後電気自動車専用ブランドにする計画です。同社は今回の特別仕様車を「ガソリンモデル最後の特別仕様車になる」と告知しています。