「50冊のところ5000冊発注」 信玄餅の金精軒、注文請書の発注数間違えたせいで令和時代も「昭和」の伝票使う
むしろ訂正箇所が減った、という声も。
山梨県の老舗和菓子店が、令和に入っても「昭和」と書かれた注文請書を使い続けているとTwitterで話題になっています。
13万もの“いいね”を集めているのは、甲州銘菓「信玄餅」を販売する老舗和菓子店「金精軒」のツイート。「50冊のところを5000冊注文してしまい、昭和の部分を平成に書き直しては細々と店舗で使い続けてきた注文請書でしたが、ついに平成も終わってしまいました」「令和が終わる前には使い切りたいです」と、店で使用している注文請書の画像2枚を添えて投稿しました。
画像をよく見ると、確かに日付の欄には「昭和 年 月 日」の文字が刻まれていて歴史を感じさせます。このツイートには「それだけお店が続いていらっしゃることが素晴らしいです」「残りが何冊か気になります」といったリプライの他、「寧ろ直すところが減っているような…w」「和は一緒だからこれからは書き直すの昭→令だけで済みますね!笑」といったユニークなコメントが寄せられるなど大きな話題を呼んでいます。
金精軒「残り50冊ほど」
ねとらぼ編集部では金精軒を取材し、残りの冊数などについて聞いてみました。
――Twitterで大きな話題となっていますが、5000冊の注文請書が届いたのはいつごろのことなのでしょうか。
金精軒:不明です。金精軒で最も長く勤務している社長の奥様が嫁ぐ前からあるもので、少なくとも40年以上前のものです。当時勤務していた方は誰もおらず、弊社の中でも伝説として語り継がれている案件になります。
――あと何冊ぐらい残っていますか。
金精軒:残りは50冊ほどになっており、やっと本当に頼みたかった量になっていることが分かりました!
なんとか令和時代に使い切ることができそうですね……!
おまけ:筆者が大好きな信玄餅の食べ方
(Kikka)
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