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和菓子屋「金精軒」が動物ガチ勢だと話題に 社長が雷鳥(天然記念物)を撮影しTwitterに投稿

信玄餅、水信玄餅で有名な和菓子屋さんの投稿にほっこり。

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 和菓子屋なのに、動物に関する投稿が多すぎる金精軒(山梨県北杜市)のTwitterアカウントが、「なにこの公式」「自然の家かなにかのアカウントだと思った」と注目を集めています。


画像 「宣伝もしたほうがいいのではないか」という社内の声を受け、なぜか社長が撮影してきたという雷鳥(天然記念物)の写真


画像 「近所の山」こと甲斐駒ケ岳。標高が高いので、雲の位置が低く見えます

 金精軒は「信玄餅」の商標を取得しているメーカーで、「南アルプス天然水」の採水地である白州町の水を使った水信玄餅でも有名。今年4月からTwitterアカウントの運用を開始したのですが、どういうわけか7月ごろから動物関係のツイートばかりに。

 パンダのエサにする竹を自動車で運んだり、山歩きが趣味だという社長が甲斐駒ケ岳(標高2967メートル)で特別天然記念物である雷鳥の写真を撮ってきたりと、アニマルガチ勢っぷりを発揮しています。すごいんだけど、和菓子とまったく関係ないじゃないですか!

 同社に問い合わせたところ、動物に関する投稿が多いのは、自社商品の宣伝ではなく"楽しい田舎情報"のようなものを発信して、Twitterユーザーに楽しんでもらいたいという思いからだそう。写真は、社員全員で撮影しています。社長も自分がすてきだと思うもので評価を得ることができて、喜んでいるんだとか。

 なお、同社のアカウントは人気が高く、50未満と少ないツイート数で1万4000を超えるフォロワーを獲得しています。ネット注文の際に「Twitter見ました」と一言添えるお客さんもいるとのこと。自社商品の宣伝を二の次にしているような印象も受けますが、しっかりファンを作っているようです。


画像 明治35年から営業している台ヶ原店の外観。画像は公式サイトから

画像提供:金精軒


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