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ふふふっ♪ シトロエンの近未来コンセプトカーが何だかミニ四駆とかチョロQっぽくて好き(1/2 ページ)

ハミ出し30インチの巨大タイヤ、変形もしそうな「玩具感」がいい。

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 フランスのシトロエンが、近未来の自動運転EV(電気自動車)の在り方を提案するデザインのコンセプトカー「19_19 Concept」を発表しました。


シトロエンの自動運転EVコンセプトカー「19_19 Concept」(写真:シトロエン、以下同)

 19_19 Conceptはシトロエン創立100周年を記念し、同社が推進する「未来のモビリティー(移動手段)」の在り方を示すコンセプトカーです。

 車体は航空機やヘリコプターのコックピットのような丸っこいカプセル型。シトロエンの「ドゥブル シュヴロン(ダブル ヘリカルギア)」エンブレムと一体化した特徴的な形状のヘッドライト、車体から「にょきっ」「シャキーン」と飛び出てきたような巨大タイヤを備えたスタイルが何とも心地よい玩具感……いえ、近未来感を盛り上げます。フロントガラスに向けて空気の流れを導く「透明ダブルボンネット」によって空力性能を高める独自技術を備えます。

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19_19 Concept

 タイヤは大きな30インチ。グッドイヤーと共同開発したという「スーパートール&ナロー(超大きく&細い)」の特別品で、直径は930ミリ、サイズは255/30R30(幅255ミリ、偏平率30%、ラジアル構造のリム径30インチ)です。ホイールも特注品で、タイヤとホイールを一体に見せてコンセプトイメージとする「キャビンが4つの“球体”に置かれているようなイメージ」を体現する厳ついド派手なデザインです。これによって、車体が「道路から離れて、浮いているように見える」ことを表現するのだそうです。


30インチの巨大タイヤ

 パワートレインは前後2つの強力モーターを備えた4WD。最大出力は340kW(約462馬力)、最大トルクは800Nm(約81.6kgf-m)。停止から時速100キロまで5秒、最大速度は時速200キロ。容量100kWhのバッテリーを備え、最大航続距離は約800キロです。

 そして車内もすごい。中は超快適リビングルームであり、リラックスルームでもあるようです。人工知能で学習し続ける音声アシスタントによって「自分/家族好み」に車内空間の快適性を提供する機能を備えます。

 特にリクライニング機能付きマッサージ器のような前席シート、そして豪華ソファのような後部座席が快適そうです。後部座席はヒモを格子状に編んだような特注ヘッドレストが「まるでハンモックのような快適さ」を実現するそうです。

 自動運転が実現した未来のクルマは、移動できる新しい、もう1つの居住空間。想像しただけで乗り心地が良く、リラックスできる楽しい時間が過ごせそうです。

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同社が目指す「快適な移動空間」を体現する車内

後部座席はまるでソファ

人工知能搭載車内システムなどによって「誰にとっても快適」な車内空間の実現を目指します

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