レビュー

主題歌「Rain」歌詞とシンクロする「ストロベリーナイト・サーガ」7話 山本耕史に堕ちる二階堂ふみ、その瞬間を見つめる亀梨和也の表情が切ない(1/2 ページ)

「インビジブルレイン」前編。亀梨和也の思いはインビジブル(見過ごされる)のか?

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 主人公「姫川玲子」を二階堂ふみが演じる 「ストロベリーナイト・サーガ」 (フジテレビ系列・木曜よる10時~ )。第7話の原作は誉田哲也の小説「インビジブルレイン」(姫川玲子シリーズ4作目)。前作(竹内結子版)では映画化された人気作とあって、今作のスタッフ&キャスト陣も相当力が入っていたのでは。ちなみに「インビジブルレイン」(Invisible)とは「見えない」「隠れた」「見過ごされた」「無視された」といった意味。

竹内結子版で映画化された人気作をドラマ化 イラスト/まつもとりえこ
7話「インビジブルレイン前編」がひと目でわかる相関図 イラスト/まつもとりえこ

「隠された」過去の事件

 小林充(古野陽大)が殺された。チンピラだ。暴力団同士の抗争も視野に入れ、捜査一課と組対四課(組織犯罪対策課)の合同捜査となる。捜査一課に「小林充を殺したのは柳井健斗(ヤナイケント)」というタレコミ電話が入る。しかし同じようなタイミングで警察上層部から「捜査線上に柳井健斗という名前が浮かんでも捜査しないでくれ」と命が下った。どうやら警察上層部は、9年前に世間を騒がせた柳井の家族に関する事件の真相を隠蔽したいようだ。

 玲子がそんな命令に納得するわけがない。

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 「上の理屈は分かるけど、柳井のことを調べもしないで蓋をするなんてできない。この件は私ひとりでやる

 「どうしてですか。俺が信用できませんか」

 「巻き込みたくない」

 単独捜査を決意した玲子に対し菊田は「主任の不在が目立たぬよう俺たちでカバーします」と言うことしかできない。表情が切ない。

 しかし(ドラマの設定では)大塚の殉職(1話レビュー参照)からまだ1年も経っていないのに姫川班の誰も単独捜査に反対しないというのは少し違和感があったなぁ(玲子が「止めても無駄」な性格の持ち主だったとしても)。

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