レビュー
「東京独身男子」7話のアラフォー男性の苦闘を読み解く AK男子とは“結婚や幸せ”の固定観念に縛られた最後の世代なのか(2/2 ページ)
高橋一生の部屋はアラフォー男性の頭の中そのものだった。
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頭の中を出ていかなければいけないAK男子たち
そんなAK男子たちにも、強制的にアウトプットをしていかなければいけない転機が訪れる。三好の歯科医院の経営不振に伴って、太郎に貸している部屋を売らなければいけなくなりそうなのだ。
太郎の部屋がアラフォー男性の頭の中だとすると、太郎(をはじめ、三好も岩倉も)を部屋から追い出さなければいけないということは、頭の中で悩むのではなく「外向き」にならなければいけないことを意味する。
太郎は、いま勤めているメガバンクを辞め、外資系コンサルティング会社ではなく、中小企業の電機メーカーへの転職という「第三の道」を模索し始める。三好、岩倉には散々止められたその選択を「大丈夫。太郎ちゃんならできる。応援する」と言って背中を押してくれたのは、かずなだった。
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自分を理解してくれているのはかずなだけだと感じ、太郎はかずなに告白をした。
太郎「行くな。他のどこにも行くな。好きだ、かずなが好きだ」
「外向き」になろうとしつつある太郎を、かずなはどう受け止めるのか。最終回は、今夜11時15分から放送予定だ。
これまでの「東京独身男子」振り返り
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