このスタイルで走行性能モンスター級、ブッ飛び635馬力!! ベントレーの新型「フライングスパー」がすごい(1/2 ページ)
格納式マスコット「新・フライングB」も搭載。
英国の高級車ブランド、ベントレー モーターズ(以下、ベントレー)は6月11日(現地時間)、高級サルーンの新型「フライングスパー」を発表しました。
フライングスパーは、最高時速333キロに達する性能を持つベントレーの4ドアセダン型車種。「豪華リムジンの雰囲気を併せ持つスポーツセダン」と同社が示す通り、雲上な風格を持つ高級サルーンながら、6リッターのW型12気筒ツインターボエンジンと8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載し、最大出力635馬力、最大トルク91.7kgf-m(900Nm)のモンスター級の出力、そして停止から時速100キロまで3.8秒で到達するという、高級スポーツカー顔負けの加速性能を持ちます。
ボディーサイズは5316(全長)×1978(幅)×1484(高さ)ミリ、ホイールベースは3195ミリ。前モデルよりホイールベースを130ミリ延長し、ゆったり感と質感をより高めたラグジュアリーな車内空間を実現するとしています。
インテリアには、高級感のある雰囲気を崩さずに最新のデジタル機器をうまく共存させています。ダッシュボード中央には3面回転式の特殊機構を備えます。最新の12.3インチの大型タッチパネルモード、伝統的なアナログ計器パネルモード、それらさえも隠すモードと、用途や運転シーンに応じて切り替えられます。
ボンネットのマスコット「フライングB」は新たなデザインに刷新。駐車時はボディー内部に格納され、ドライバーが近づくと自動的にせり上がって点灯する仕組みを備えます。
受注は2019年秋から順次、デリバリー開始は2020年初頭の予定です。価格は2019年6月現在未定。参考として、現行のW12エンジン搭載日本市場向けモデル「フライングスパー W12 S」は2665万円(税込)からです。
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