【鹿でした】自分を志摩リンだと思いこんだオタクが「ビーノ」に乗って行く「ゆるキャン△」ガチ聖地巡礼レポート【後編】(2/2 ページ)
うっかり素に戻ってしまうくらい夜の山道は怖かったそうです。
写真と場面カットで振り返る「ゆるキャン△」聖地巡礼レポート
作中に登場したバイクを完全再現した志摩リン仕様の「ビーノ」をお借りしてのキャンプ! 今回は後編となっています。
前編では第9話「なでしこナビと湯けむりの夜」で描かれた身延町から駒ヶ根までのスポットを巡って、写真と場面カットで振り返っていきました。
「こまくさの湯」でおいしいソースカツ丼を食べてまったりと過ごしていたら、うっかりと長居しすぎてしまって……時計を見た時はマジでビビりました。
今回はその続きとなっていて、リンちゃんが泊まったキャンプ場「陣馬形山キャンプ場」を目指して、盗んでないバイクで走ります。
道中で想定外の出会いもありましたが、最強のキャンプめしも満喫して、最高の夜を過ごしました。
キャンプ場までの山道
〔長野県上伊那郡〕陣馬形山キャンプ場
辺りはだいぶ暗くなってしまいましたが、目的地の陣馬形山キャンプ場に到着!
今日だけでかなりの距離をバイクで走ったので、それなりに疲れました。ササッとテントを張ってしまいます。
設営完了! フォトジェニック味を感じる……。暗闇の中の光って幻想的ですよねえ。
小腹が空いたので遅い夕飯を食べます。「陣馬形山キャンプ場」「ゆるキャン△」ときたら……アレをやるしかありません!
そう、あの豚まんをホットサンドメーカーで焼くやつです。アニメでリンちゃんが美味しそうに食べているのを見たときからやってみたかったんですよねぇ。
豚まんをホットサンドメーカーにセット。残念ながら道中のコンビニで豚まんが売ってなかったので普通にスーパーで買いました…。
焼きます。できました。食べます。
うーん、美味! 外はカリカリ、中はジュッワァ…。キャンプでなくてもオススメしたい調理法ですね。
締めは夜叉神峠で貰った(と思い込んでいる)ほうじ茶を飲みます。あぁ、僕は今……完全に志摩リンだ。うおぉん。
こうして1人の夜を満喫して寝るのでした…。
翌朝、爆睡してしまったので日の出を拝むことはできませんでしたが、眼前に広がるのは圧倒的アルプス。文句なしに最高の朝です。
寝て起きると景色がガラッと変わるのもキャンプの魅力の一つだと思います。
今回初めてビーノに乗ったわけですが、「乗り心地、ヨシ! 燃費、ヨシ!」という優等生バイクといった印象です。荷物が多いので上り坂はきつそうだなぁと心配していたのですが、意外と余裕でした。シート下の収納スペースも大きくていいですね。
50ccの原付バイクなので長距離は大変だと思いますが、日常生活はもちろんのこと、ちょっとそこらへん程度の距離で楽しむアウトドア用の1台としてもアリなバイクだと思います。ぶっちゃけほしい。
ヤマハコミュニケーションプラザ
最後にヤマハコミュニケーションプラザに戻って展示を観ました。
ピッッカピカのバイクがズラリと並んでおり、ここでしか見られないバイクもあって、バイク好きにはたまらない場所ですね。ライダーが集まって、そのままツーリングに行ったりするオフ会(ミーティング)もよく開催されているそうです。
ちなみに僕は「ドラッグスター」に乗っているので、個人的にもヤマハ発動機さんにはお世話になっております。これからも末永くよろしくおねがいします。
無事に事故やトラブルもなくキャンプを終えて帰宅。帰り道は疲れで虚無でしたけど、レポ漫画内のセリフにもあるように、モデルとなった場所を巡ることで、アニメでは描かれなかった情景や感情を想像して、新しい視点に気がつけたり、物語を補完できたりするのが、やっぱり聖地巡礼の魅力だと思います。ビーノを運転中に考えた僕の持論です。
今回の「ゆるキャン△」聖地巡礼の旅、本当に素晴らしい経験ができました。心から自分を志摩リンだと思いこむことができました。協力していただいた関連企業の皆様に、心から感謝を申し上げます。
編集後記
志摩リンが通った道を走り、志摩リンが見た景色を眺め、志摩リンが食べたものを味わう。まさにタイトルの通り「自分を志摩リンだと思い込んだ」オタクの旅でした。
道中で鹿が出てきたと報告があったときは思わず「は?」と素のリアクションを取ってしまったことが悔しいです。
今回、ねとらぼ交通課としては初の試みでしたが、お楽しみいただけたでしょうか。反響次第では今後もこういった企画を読者の皆様にお届けできるかも? 応援よろしくおねがいします。
ヤマハ発動機の好意でお借りした「志摩リン仕様ビーノ」は販売していませんが、ベースとなっている「Vino(ビーノ)」は2019年2月に「パールシャイニングイエロー」「プコブルー」「アーベインデニムブルーメタリック」の全3色からなる新カラーが発売され、「マットアルタイルシルバーメタリック」「グラファイトブラック」「パールアンブラウン」の継続販売されるカラーとあわせて全6色をラインアップしています。価格は19万9800円(税込)から。また、電動化された「E-Vino」もあり、今回のレポートで興味を持った人は公式サイトやお近くのヤマハ公認店「YSP」などでチェックしてみてください。
(C)あfろ・芳文社/野外活動サークル
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