コラム
「理科の実験でおなじみのガスバーナー」って辞書で引けたのか! 意外と知らない“国語辞典の個性”(1/2 ページ)
ずっと「理科の実験のガスバーナー」って呼んでた。
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「国語辞典には個性がある」という事実は、かなり知られるようになってきました。世には大小さまざま、編集方針も異なる国語辞典が数多く刊行されており、どれも違った性格を備えているのです。
そんな国語辞典の個性の一端に、クイズを通して触れてみましょう。今回は、『旺文社国語辞典』(通称『旺国』)第11版から出題。『旺国』に載っていることばはどれで、載っていないことばはどれか、考えてみてください。
ライター:ながさわ(Twitter:@kaichosanEX/ブログ:四次元ことばブログ)
数百冊の辞書を保有する辞書コレクター。暇さえあれば辞書を引いている。「四次元ことばブログ」で辞書や日本語について発信中。
問題
次の5つのことばのうち、『旺国』第11版の見出し語になっていることば(3つ)はどれでしょう?
- サンフランシスコ
- 坂本龍馬
- ブンゼンバーナー
- カラマーゾフの兄弟
- 二次方程式
6 ~9万語クラスの小型の国語辞書は、人名や地名、作品名などの百科的な項目を取り扱わないものも多いのですが、『旺国』の場合は固有名詞もふんだんに立項しています。和歌や俳句も見出し語にしてしまうなど、国語科に強いのが特徴ですが、他の教科の用語はどうでしょうか。考えてみてください。
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