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「新郎新婦のプラモ」が引き出物のユニークな結婚式が話題 新郎「金型の雄型と雌型を組み合わせて作る縁起物」
自腹で金型から作ったガチの一品。
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「新郎新婦のプラモデル」が引き出物として配られた、前代未聞の結婚式が話題です。オマケに「寿」の字パーツも付いていておめでたいっ!
新郎は模型ブログ「超音速備忘録」を営む、未組立プラモ写真家のからぱた(@kalapattar)さん。自腹を切って金型を作り、自身と妻を20分の1スケールで模型化してしまいました。出席者だけが手にできる究極のプレミア品ですね。
プラモを紹介したツイートには多くの祝辞が寄せられ、Twitter上でもこのうえなくめでたい雰囲気に包まれました。「モデラーの鑑だ」「金型がハン・ソロみたい」といった感想も散見されます。
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新郎に製作の理由を聞いたところ、「金型は雄型と雌型を組み合わせて新たな価値を作る縁起物です。むしろいままで引き出物にプラモがなかったことのほうが不思議だと言えるのではないでしょうか」とのことでした。ぐうの音も出ないほど納得。
製造を手がけたのは、アベンジャーズのごとく集まってくれた粋な職人さん。新婚旅行の旅費に相当するほどの製作費がかかっているそうです。
会場では受け付けに金型を置き、閉宴時に参列者にプラモを渡したとのこと。みなさん笑顔で受け取りつつ、ランナーから切り離すだけで完結してしまう構造に「組めないじゃん!」とツッコんでいたそうです。そこから「そもそも『組めないプラモ』とは」「プラモの定義とは何だろう」といった問題が提起され、「みなさんが半分困惑しているのが痛快でした」と、からぱたさんは語っています。
画像提供:からぱた(@kalapattar)さん
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