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高級ブランドの“会長”名乗るTwitterアカウントが凍結 高級ブランド側は「一切関係ない」とコメント

Twitter社と高級ブランド側に取材。

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 Twitter上でたびたびトレンド入りしていた高級ブランドの「会長」を名乗るアカウントが、19日に凍結されました。このアカウントは、「フォロー&リツイートで現金やギフトカードをプレゼントする」などの企画を行い、広く拡散されていました。

問題のアカウント(モザイク処理は編集部によるもの)

 このアカウントは2013年に開設され、2019年1月末に懸賞企画を行ったことで多くの人に知られることに。その後も「RT&フォローした人の中から100人に現金100万円をプレゼント」「フォローRTした人『全員』にギフトカード1500円分をプレゼント」などとするツイートを続けていました。凍結直前にはフォロー数が300未満だったにもかかわらず、フォロワー数が33万に到達していました。

 実際「ギフトカードを受け取った」という人は複数いたものの、「全員配布と宣言していたのにギフトカードがもらえなかった」「100万円をもらった人が全くいない」など、その手法を疑問視する声も多数。数十万単位のフォロワーを持つTwitterアカウントが高額で売買される例もあることから、「アカウント売却のためにフォロワーを稼いでいるのでは」との見方もあがっていました。

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「全員にプレゼント」とうたったツイートモザイク処理は編集部によるもの)

 このアカウントの凍結以前にねとらぼ編集部が高級ブランド側に取材したところ、「このアカウントはブランド側と一切関係ない」「Twitter社に対応を依頼している」との回答でした。

 また、Twitter社に対し「(このアカウントのような)実態が不明瞭なアカウントが現金の懸賞企画を行う例があるが、規約上問題はないのか」と問い合わせていましたが、Twitter社は「個別の案件についてお答えすることができません」とし、具体的な回答を得ることができませんでした。

 ZOZOTOWN前澤社長のお年玉企画以降、同様の手法で現金配布企画を宣言するアカウントが続々と登場していますが明確に立場を明かす例は少なく、そのほとんどに「実際は配布していないのではないか」と疑問の声があがっています。

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