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自分を志摩リンだと思いこんだオタクが「ビーノ」に乗って行く「ゆるキャン△」ガチ聖地巡礼レポート【前編】(2/2 ページ)

志摩リン仕様のビーノに「リンちゃんのサイドバッグ」を装着してゆるキャンオタが聖地巡礼にでかけた漫画。

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写真と場面カットで振り返る「ゆるキャン△」聖地巡礼レポート

 作中に登場したバイクを完全再現した志摩リン仕様の「ビーノ」をお借りしてのキャンプ! 前後編の2回にわけてレポートしていきます。

 まずは第9話 「なでしこナビと湯けむりの夜」で描かれた身延町から駒ヶ根までのスポットを写真と場面カットで振り返っていきます。

 出発したのが夜中の2時過ぎでテンションが高かったこともあり「静岡行くついでに駿河湾に寄って海沿いを走るか(笑)」という意味不明なことを考え、東京から下道で走り続け、呑気に富士山や駿河湾を満喫してから静岡のヤマハコミュニケーションプラザに到着。ビーノの引き渡しが朝9時だったのですが着いたのが朝8時前で、眠気と疲れからか吉野家で1時間寝てしまいました。難民。

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 そして目覚めた心が走り出し、ビーノで出発したというわけです。

オフショットと聖地紹介


ヤマハコミュニケーションプラザで志摩リン仕様のビーノと対面

 バイクメーカーとして知られる「ヤマハ発動機」の製品を紹介する企業ミュージアムです。

 ここで念願の志摩リン仕様の「ビーノ」と顔合わせです! 館内の様子や展示物のレポートは後編にて。


ヤマハ発動機が作った志摩リン仕様「ビーノ」

 おぉ、これが伝説のバイク……志摩リン仕様のビーノ! 走行距離を見る限り、ガッツリ乗るのは僕が初めてのようでした。めっちゃ恐縮です。


志摩リンのオフショットイラスト

 アニメ版のイラストと比較しても、本当にアニメの世界から飛び出してきたかのようで、再現度の高さに驚かされますね。

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 このカラーリングは販売されておらず、ヤマハ発動機さんが「ゆるキャン△」とコラボして、特別に製造した限定モデル。今回お借りしたイベントなどで展示する1台と、キャンペーンで抽選の末に選ばれたファンにプレゼントした1台の計2台しか存在しません。


キーには志摩リンのラバーマスコットがついてました。かわいい

志摩リン仕様「ビーノ」の御尊顔。声が聞こえる……!

 今回はスケジュールの都合であまり寄り道はできませんでしたが、ファン必見のスポットを紹介していきます。

〔山梨県南アルプス市〕ローソン南アルプス街道店


リンちゃんがなでしこと電話していたローソン南アルプス街道店

ここで少し休憩を取りました

 夜叉神峠のふもとにあるローソンです。リンちゃんはここでなでしこと電話していました。僕も電話をし……よう……としたんですが……。(震え声)

〔山梨県南アルプス市〕夜叉神の森

 ここまで結構な急勾配を上ってきて到着。静かで、空気が澄んだなんとも言えない雰囲気の場所でした。夜叉神って名前カッコいい。


通行止めなう

 志摩リンが通行止めでルート変更を余儀なくされる場所。しかもアニメと同様、スマホは圏外でした……。

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 あとここはツキノワグマが出るそうです。出くわしたら本気でヤバイので、夜叉神峠を訪れる人はマジで気をつけましょう! いのちをだいじに!


夜叉神峠の登山口にある休憩所

 夜叉神峠の登山口もばっちり再現。登山届用紙もあります。ちなみに、ここから先へは進めないので、峠を降りて次は駒ヶ根に向かいます。

〔長野県駒ヶ根市〕光前寺


光前寺

 夜叉神峠を引き返してきて3時間ほどで霊犬「早太郎」が祀られている光前寺に到着します。

 ここまでビーノもなんのトラブルもなく走ってくれています。ガソリンもびっくりするくらい減ってません。燃費すごい良いな……。


光前寺の中もアニメで描かれていました

リンちゃんが「いー!」ってしてた早太郎の像

 早太郎の木像が飾られています。残念ながら早太郎のおみくじを買うことはできませんでしたが、しっかり観光できたので良しとします。

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早太郎の墓

 早太郎のお墓もあります。僕が訪れたときも多くの参拝客がいて、本当にたくさんの人に愛されているんだなぁって感じました。

〔長野県駒ヶ根市〕こまくさの湯


うっかりやらかした「こまくさの湯」

 お待ちかねの温泉です。それなりに疲れを感じていたので、これはこれで温泉に浸かるには最高のコンディションですね。ビーノもここまでお疲れ様!


/ツカレタ\

 長時間の運転で溜まった疲れも、駒ヶ岳を一望できる温泉でリフレッシュ。あの景色はとても贅沢で、非常に魅力的です。

 温泉のあとは待望の食事です。腹減って死にそう……。アニメ同様、本当に入浴と食事がセットで1000円でした。安すぎない? 大丈夫?


食事もできる休憩スペース

あのソースカツ丼を食す!

 いうまでもなく美味です。ソースがカツに染みてて米が進む…。

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 食後は少し休憩しようと、スマホをいじったり、ぼーっとしたり、ダラダラしてしまった結果……スケジュールが狂いました。

 果たして、無事キャンプ場に着くことはできるのか? 後編に続く!!

編集後記

 ヤマハ発動機から借り受けた志摩リン仕様の「ビーノ」に、アクロスから借り受けた「リンちゃんのサイドバッグ」を装備して、作中で描かれたスポットやルートを追体験しようという「ゆるキャン△」大好きオタクにとって、至極といっても過言ではない環境を整えた今回の聖地巡礼。

 想定以上にカエルDXさんが楽しそうでなによりでしたが、実際にソロキャンツーリングに挑んでいる間、定時連絡が来るたびに自分を志摩リンだと思いこんでいるおじさんの笑顔が脳裏に浮かんで複雑な気持ちでした。

 自分を志摩リンだと思い込みすぎて、同じような失態(のんびりしすぎて日が暮れる)をやらかしたときは、定時連絡も遅れていたのでちょっと心配しました。当媒体はそんな子に育てた覚えはありませんよ。

 後編は現在、がんばって編集中です。近日中に公開予定なので、続きをお楽しみに。


あのメニューも……!

たいせつなおしらせ

取材協力:ヤマハ発動機、アクロス、芳文社、フリュー (C)あfろ・芳文社/野外活動サークル



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