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犬(男)たちがステージ上を駆け回る! ついに実現した舞台「銀牙 -流れ星 銀-」ゲネプロまとめ

だんだん犬っぽく見えてくる。

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 舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~絆編~が7月6日、東京の天王洲 銀河劇場で開幕しました。初日公演に先立って行われた、囲み取材とゲネプロの様子を映像とともにお届けします。


左から丸尾丸一郎さん、坂元健児さん(リキ役)、安里勇哉さん(ジョン役)、佐奈宏紀さん(銀役)、郷本直也さん(ベン役)、荒木宏文さん(赤目役)

 「銀牙 -流れ星 銀-」は、1983年から1987年に掛けて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された高橋よしひろさんの人気漫画。祖父シロと父リキの仇を討つため、幼くして巨大な人食い熊「赤カブト」との戦いを宿命付けられた“熊犬”の銀を主人公とした物語で、犬たちの会話が人間の言葉に置き換えられているのが特徴。

 舞台では、リキと赤カブトの死闘から、銀の誕生、そして「打倒・赤カブト」を掲げて、ベンらとともに本物の“男”を探す旅の様子が描かれます。まるでミュージカルのような歌と踊りの数々、そして各所で見せる犬らしいしぐさにも注目です。

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ゲネプロ映像&写真

囲み取材コメント

佐奈宏紀さん(銀役) 事前稽古で一から犬の動きや歌、基礎を固めて入念で緻密で濃密な稽古をしてきました。稽古でこんなに疲労したのは初めてというくらい疲れもしたのですが、初日を迎え、ようやく劇場に立ってお客さまにお見せできるというのがとてもうれしいです。一公演一公演大切に、ケガ無く千秋楽を迎えられることを願っています。たくさん稽古をしてきて、圧倒的なものをご用意した自信がありますので、ぜひ楽しみにしていてください。

郷本直也さん(ベン役) 早くお客さまにお見せしたい気持ちと早く舞台に立ちたい気持ちでいっぱいです。最後までケガのないようにみんなで熱い犬(男)の物語をみせたいと思います。銀をはじめ、犬たちがみんなそれぞれ成長していき、最後に赤カブトに向かっていくという物語を、お客さまも私たちと仲間になって赤カブトを倒すための旅を一緒に楽しんでいただけたらいいなと思っております。どうぞお楽しみください。

安里勇哉さん(ジョン役) 初めての犬役ということで、今回は「犬」ということを特に意識して稽古をしてきました。犬になることを楽しみながら最後まで演じたいなと思っております。オープニングから皆、死ぬ気で熱くやっているので、ぜひオープニングから注目してほしいなと思います。

荒木宏文さん(赤目役) 2.5次元作品の中でも、原作を忠実に再現するというより、人間がどう犬を演じるのかというアプローチで衣装やヘアメイクなどのビジュアルが出来上がっていくという体験をはじめてしました。原作が好きな方、物語が好きな方にも楽しんでいただけると思いますし、舞台というエンターテインメントの形として新しい作品を提示できると思っています。ぜひ劇場でご覧いただき評価していただけたらなと思います。

坂元健児さん(リキ役) お隣の大井町では劇団四季が猫の物語とライオンの物語をやっております。この天王洲アイルでは劇団鹿殺しの丸尾さんが熊に立ち向かう犬の物語をこれから披露させていただきます。なんだか動物の名前がたくさん出てきましたが、打倒大井町! 打倒劇団四季! で頑張りたいと思います。

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丸尾丸一郎さん(脚本・演出) 犬たちの物語を舞台化するということで、キャストたちと一緒に、まずは4本脚で歩いてみるところからはじめ、犬でけんかをするエチュードをやってみたり、本当に手探りで何が答えか分からない中、キャストたちと一緒になって答えを探してきました。約1カ月の時間を掛けて、僕たちなりの答えが出せたのではないかと、今は自信をもって思っております。犬たちとの旅をぜひ楽しんでいただきたいと思います。

舞台情報

会場

<東京>

2019年7月6日(土)~7月15日(月・祝)天王洲 銀河劇場

<神戸>

2019年7月20日(土)~7月21日(日)AiiA 2.5 Theater Kobe

キャスト

銀 佐奈宏紀/

ベン 郷本直也

ジョン 安里勇哉

スミス 塩田康平

ハイエナ 尾関 陸

赤虎 赤澤遼太郎

中虎 岩城直弥

黒虎 松井遥己

モス 千代田信一

黒邪鬼 北代高士/

竹田五兵衛/語り 平川和宏/

赤目 荒木宏文/

リキ 坂元健児 ほか

スタッフ

原作:高橋よしひろ「銀牙 -流れ星 銀-」(集英社文庫コミック版)

脚本・演出:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)

振付:辻本知彦(※「辻」の字は1点しんにょう)

後援:東成瀬村 横手市

協力:一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会

一般財団法人 横手市増田まんが美術財団

主催:ネルケプランニング

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