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吉野家HD、第1四半期は黒字に転換 「超特盛」ヒットの牛丼が好調
吉野家の既存店売上高が好調に推移したとのこと。
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吉野家ホールディングスが7月9日に発表した2020年2月期第1四半期(19年3月~5月)の連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が10億4400万円の黒字となり、赤字だった前年同期(1億7800万円の赤字)から黒字転換しました。
売上高は6.0%増の527億9900万円。牛丼チェーンの「吉野家」は、3月に投入した「超特盛」が1カ月で100万食を販売するヒットになったほか、うどんチェーンの「はなまる」とのコラボや宅配対応店舗の拡大などに取り組み、既存店売上高が6.1%増と好調に推移しました。
うどんチェーンの「はなまる」、すしチェーンの「京樽」(「海鮮三崎港」など含む)も増収増益でした。
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この結果、前年同期に3億8800万円の赤字だった最終損益も、10億9700万円の黒字に転換しています。
通期の業績予想は据え置き、売上高は2080億円(前期比2.8%増)、営業利益は10億円(前期比9.5倍)。最終利益は1億円の黒字を見込んでいます。
この日の株式市場で、吉野家HD(東証1部)は午前に上昇して1946円の年初来高値を付けていますが、終値では前日比27円安(-1.41%)の1883円でした。終値ベースの株式時価総額は1226億円です。
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