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Instagramがいじめ防止策を発表 「いじめコメントにAIが警告」「コメントのミュート(制限)機能」

相手に知らせずコメントを非表示にできます。

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 Instagramが、いじめ防止を目的とした2つの機能を発表しました。「他者を傷つけかねないコメントに再考を促す機能」と「コメントに対するミュート(制限)機能」です。

不適切な発言に「投稿しますか?」とワンクッション
ミュートのように使える「制限」機能が新たに追加

 1つ目の新機能では、いじめにつながる可能性のあるコメントをAIが検出し、文言の内容を見直すよう警告します。相手の感情が分からないメッセージ上のやりとりでは、ささいな認識の齟齬がトラブルに発展してしまいがち。コメントを送信する前にひと呼吸の間を設けてくれる新機能は、意図せぬいじめの防止に役立つでしょう。

 2つ目の機能、加害者からのコメントを非表示にできる「制限」機能です。

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 現在もいじめ対策の手段として、相手からの閲覧をブロックする機能や、不愉快なコメントを削除する機能は存在します。ですが、これらの機能は使用したことが相手にバレてしまうため、現実で交流のある相手には利用しにくい欠点を抱えていました。

 新たに追加される「制限」では、コメントが非表示になったことは加害者に通知されず、DMの既読やオンラインステータスもカムフラージュできるようになります。

 新機能はテストしたのちに実装される予定です。Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏は今回の発表について「私たちにはInstagram上に安全な環境を作る責任があり、これまでも優先事項として取り組んできました。今後も、いじめ問題に対する理解を深め、対策のために投資を続けていきます。より多くのアップデートを利用者のみなさまに共有できるのを楽しみにしています」とコメントしています。

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