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カワウソの赤ちゃん、ついに泳ぐも母親に回収される 親子漫才のようなカワウソのやりとりがかわいい

元気に育ってね。

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 福島県いわき市にある「アクアマリンふくしま」でユーラシアカワウソの赤ちゃん3頭が誕生しました。初めて泳いだときの愛らしい様子がTwitterで紹介されています

かわいい鳴き声も聞こえます

 赤ちゃんたちは5月16日の早朝に誕生。父親は「ドナウ」(ドイツ・ミュンヘン動物園生まれ)、母親は「まろん」(オーストリア・アルペン動物園生まれ)です。

 動画で紹介されているのはそのうちの1頭。片手で岩につかまり、ゆらゆらと漂っています。時々体をくねらせる様子はなんだか楽しそう。お腹に植物がからまっているのもユーモラスです。

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水に入ったカワウソの赤ちゃん
ゆらゆらと楽しそうです

 しばらくすると母親が登場。素早い動きで子どもに近づきます。赤ちゃんの頭の辺りをくわえた母親はグイッと後ろへ。あっという間に引き上げてしまいました。

 もっと遊ばせてあげたい気もしますが、母親からみたら時期が早かったみたい。もう少し大きくなったら、泳ぎを教えてもらえるといいね。

母・まろんが登場
引き上げられてしまいました

 同館は2010年からユーラシアカワウソを展示しており、今回で繁殖成功は7回目。これは国内で最多だそうです。

 カワウソたちが暮らすのは「わくわく里山・縄文の里」エリアに作られた「カワウソのふち」。巣箱の中で過ごしていた赤ちゃんたちは、時折客の前に姿を見せるようになりました。親と比べるとまだまだ小さい赤ちゃんたち。元気に成長することを祈っています。

ユーラシアカワウソの赤ちゃんたち
親と比べるとまだまだ小さいです
寄り添って眠る姿がかわいい
目は開いてきましたが
まだまだよく眠ります
【5月16日】巣箱内の様子
【5月27日】もぞもぞと動いています
生後1カ月頃の赤ちゃんたち

 アクアマリンふくしまでは新種の深海エビ「クレナイモロトゲエビ」の展示を7月4日にスタートしました(2階「親潮アイスボックス」コーナー)。

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 このエビは1月に新種として発表された3種のうちの1種(関連記事)。採集・展示の難しい生き物とのことなので、気になる方はお早めにどうぞ。

新種の深海エビ「クレナイモロトゲエビ」 体色全体が美しい紅色であることが名前の由来です
美しい姿を見られる貴重な機会です

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