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「世界一醜い生き物」や激レア深海生物が勢ぞろい! アクアマリンふくしまで面白かわいい深海生物を展示中

面白かわいい生物好きも見逃せない。

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 福島県いわき市にある「アクアマリンふくしま」で激レア深海生物たちが展示されています。「世界一醜い生き物」といわれているアノ生き物や、生きている姿がなかなか見られない生物が勢ぞろいです!


深海生物 オオメンダコ
深海生物 オオグチボヤ
深海生物 サンゴノフトヒモ

 展示されている生物はオオメンダコ、オオグチボヤ、ニュウドウカジカ、そしてサンゴノフトヒモです。オオメンダコや、オオグチボヤは生きて採集されることは非常に稀(まれ)な種であり、生きている姿を目にすることはめったにない生物です。


深海生物 上からみたオオメンダコ
深海生物 むくっとするオオメンダコ
深海生物 やや潰れるオオメンダコ

 アクアマリンふくしまでは、オオメンダコ、オオグチボヤは2017年以来、ニュウドウカジカは複数での展示は初めてとなります。オオメンダコは、日本では北海道から鹿島灘沖で分布が確認されていますが生存した状態での採集がほぼないため、生存期間さえも未知というレア中のレアな深海生物です。


深海生物 神秘的なオオグチボヤ
深海生物 きのこのようなオオグチボヤ
深海生物 横向きオオグチボヤ

 オオグチボヤも生存して採集されることは珍しいレア深海生物です。オオグチボヤは流れに向かって大きく口を開けて餌を受け止めてお食事をするスタイルですが、その姿がパックンフラワーや歌っているように見えてとってもかわいいのです。

 ニュウドウカジカはイギリスで「世界一醜い生き物」という認定を受けてしまった魚の仲間ですが、理由は深海から引き揚げた際に皮膚が剥がれ悲惨な姿となってしまっていたための可能性があります。生存しているニュウドウカジカはつぶらな瞳で愛らしい姿です。ぜひその目でご確認ください。


深海生物 イソギンチャクにかぶりつくサンゴノフトヒモ
深海生物 イソギンチャクにかぶりつき中のサンゴノフトヒモを上から

 5月にはサンゴノフトヒモの展示も始まりました。両端に口のような穴がありますが、どちらが口なのかはたまたどちらも口なのか、飼育担当者さえもわからないというミステリアスな生き物です。


深海生物 まるで飛んでいるようなオオメンダコ
深海生物 歌っているようなオオグチボヤ
深海生物 イソギンチャクに逃げられたサンゴノフトヒモ

 どの深海生物も面白くてかわいい子たちばかりです。深海生物好きという方に限らず、変わった生物が好き、かわいい生物が好き、という方は一度アクアマリンふくしまに足をのばしてみてはいかがでしょうか。

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