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やっぱり令和でも使いたい! カセットテープに新製品が登場
生涯、現役なもので。
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最近あまり売り場で見かけなくなったものの、いまだ根強い愛好者があちこちにいるカセットテープ。あるときは新型のプレイヤーが開発されたり、またあるときは漫画の広告として無料配布されたりとあらためて価値を見いだされ始めています。そんなカセットテープに、レコード針などを製造するナガオカから新製品が登場しました。商品名は「CT」で、7月22日より販売中。
カセットテープは昭和から平成中期にかけてよく使われた、磁気テープ型の記録メディア。取り扱いが簡単かつ、耐久性もあるということでさまざまな場所で活用されていました。また、カセットテープといえば「ノーマルポジション」「メタルポジション」「ハイポジション」といった三種類に大きく分かれているのですが、この製品は「ノーマルポジション」を採用。往復10分・20分・60分・90分の4つが販売中で、また、使用後の録音・再生機のメンテナンス用にヘッドクリーナーも用意してあるとのことです。
同社によると、カセットテープは主にカラオケの練習やCD・ラジオ番組の録音、会議の記録の用途に使われているとのこと。
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「CT」の値段は、10分記録できる「CT10」が162円、20分の「CT20」が194円、60分の「CT60」が238円、90分タイプの「CT90」が281円(いずれも税込)となっています。プレイヤーもあたらしくなり、ふたたび需要が高まってきそうなカセットテープ。引退するにはまだまだ早そうです。
(大里ミチル)
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もちろん、カセットテープも。
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