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ホンダの「タイプS」が復活! モントレー・カーウィークで「アキュラ・タイプSコンセプト」を披露(1/2 ページ)

「タイプR」とはちょっと違う、もうひとつのスポーツグレード。

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 北米ホンダは、アメリカで開催された自動車イベント「モントレー・カー・ウィーク2019」において、次世代スポーツモデルのコンセプトカー「アキュラ・タイプSコンセプト」を発表しました。


アキュラ・タイプSコンセプト(写真:本田技研工業、以下同)

 ホンダ車のスポーツグレードといえば、サーキット走行も視野に入れて走行性能を極限まで追求した「タイプR」が有名ですが、車種によっては「タイプS」「RS」などの名称もしばしば使われます。硬派なピュアスポーツのタイプRに対して、タイプSは日常の中でも味わえるスポーティーな走りと快適性を両立したグレードという位置付けで、日本ではインテグラやS2000などに設定されていました。

 北米向けの高級車ブランド「アキュラ」では少し意味合いが異なり、高性能な上級スポーツグレードの位置付け。セダンの「CL」「TL」、クーペの「RSX」(日本名:インテグラ)に設定されていました。

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スポーツモデルらしい迫力のある顔付き

 アキュラのタイプSは、2008年まで販売された大型セダンの「TL」を最後に途絶えていましたが、今回発表されたコンセプトカーはTLの後継車種である「TLX」のフルモデルチェンジに合わせて市販化される予定です。


ホイールには贅沢にカーボンを使用

 詳しいスペックは明かされていませんが、いかにも高性能なエンジンが入っていそうな大きなグリルやインテークが並ぶフロント周り、カーボン素材が使われたホイール、ひときわ目を引く黄色のブレンボ製ブレーキキャリパーなど、走行性能の高さを予感させるパーツが満載。そして、今後「2年間で2つのタイプSを発表する」と宣言しており、このTL以外にもまだ隠し球があるようです。

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