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あなたの勤め先は「副業」認めてますか? 意欲のある人は多いものの…… 不安のトップは「手続きや税金」
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副業をしたい人は4割以上いるが、勤務先の企業で副業を認めているのは約2割にとどまる──転職サイト「エン転職」(運営:エン・ジャパン)がユーザーを対象に実施した、副業についてのアンケート調査でこんな実態が分かりました。
副業をしたい人は41%(「希望している」18%、「どちらかといえば希望している」23%の合計)。「仕事満足度が高い」人では53%、「仕事満足度が低い」人は37%と、現在の仕事に満足している人ほど副業への意欲もあるという結果になっています。
副業をしたい理由は、当然ながら「収入を増やしたい」が最多で88%。仕事満足度が高い人は「キャリアを広げたい」、仕事満足度が低い人は「スキルアップを図りたい」「趣味・生きがいを見つけたい」が高いという傾向にありました。
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ただ、現在働いている会社で副業が認められているという人は23%にとどまりました。政府は働き方改革の一環として副業を促進していますが、「企業側の環境整備が追いついておらず、浸透していないのが実態のようです」(エン転職)。
実際に副業の経験がある人は32%で、7割弱は未経験。副業未経験者のうち、副業で不安なことのトップ3は「手続きや税金の処理が面倒」「本業への支障」「過重労働による体調不良」でした。エン転職によると、
- アルバイトを2つ掛け持ちしており、確定申告が大変だった。(25歳男性)
- 副業で得た金額の税金処理など、お金の知識がないため、難しそうなイメージがある。(33歳女性)
- 本業をしている際に副業に関しての連絡が来て、気になって仕方がない。(27歳男性)
- 副業でWEBライターをしており、帰宅後に1~2時間とって記事を書くというスケジュールが続きました。慣れないうちは倍の時間がかかり、睡眠不足や疲労により、本業で寝坊しました。(31歳女性)
- 副業で飲食をやっていましたが、年末年始や連休は繁忙期。本業の後に明け方まで働いたときは、倒れるかと思った。(26歳女性)
- 本業・副業とも体を動かす仕事だったため、2年くらいたってから体調崩した。半年以上入院して、どちらの仕事も辞めることになりました。(36歳男性)
──といった回答があったとのことです。
調査は6月26日~7月28日、「エン転職」のユーザーを対象に実施し、1万207人の有効回答をまとめています。
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