ひたすら互いにほめ合うカードゲーム「ほめじょーず」登場 相手のいいところが見つかるかも?
ほめたりほめられたりって慣れてないと難しいから、これで練習だ。
カードのお題に沿って相手プレイヤーをほめるカードゲーム、「ほめじょーず」がクラウドファンディングサイトのMakuakeに登場しました。入手に必要な支援額は3020円から。互いにほめ合ううちにいい気分になって、仲良くなれるかもしれません。
プレイヤーが互いにほめ合う対戦形式ながら勝敗の概念はなく、いわばカードを使ったコミュニケーションツール。プレイヤーはダイスの出目に従って数枚のカードを引き、書かれた単語を使って相手をほめることになります。
例えば、お題の単語が「誠実」と「スタイル」だったら、「仕事のスタイルが誠実」といったほめ方が可能。相手がさほど誠実でなかった場合でも、「着こなしのスタイルが整っていて誠実そう」などと、何かしらいいところを見つけてキーワードと結び付ければ良いわけです。あんまり強引だとイヤミになりそうですけれど。
ほめられた側は「お札カード」を出して返礼。「好き。」「今度、おすしおごります!」など、ほめられた内容に合わせてお礼を言えます。互いに長所を探して言い合うシステムが、関係性を深めるきっかけになりそう。
「ほめじょーず」を開発したのは、老舗同人誌印刷所のしまや出版。妻とケンカした社長が、カードゲーム好きの社員に「夫婦仲が良くなるカードゲームがあったらいいなぁ」と話したところ、数日後に上がってきた試作品「ほめるためのカードゲーム」が原型となったそうです。
社内や仲間内でテストプレイをしてみたところ、「ほめられることが分かっていても、やっぱりほめられるとうれしい」と、喜びの声が多数上がったとのこと。そこでオープンなイベントに出して試遊の反応を見たところ、「ゲームにかこつけて、日々思っていることを伝えられた」「相手が意外とほめるところが多い人だとあらためて気付いた」「遊んで以来、相手の良いところ探しがクセになってきた」など、好意的な感想がたくさん寄せられたそうです。
テストを重ねるうちに、コミュニケーションやプレゼンテーションの訓練や、研修時のアイスブレイクなど、ビジネスシーンでも有用との声も。好評を受けて商品化を考えた同社は、地元の東京未来大学の協力を受けて、内容のブラッシュアップを行いました。学園祭でのテストプレイは好評で、商品名も参加者の投票で決まったのだそうです。
こうして生まれた「ほめじょーず」は、クラウドファンディングも順調で、目標額の10万円を上回る30万円以上の資金を集めました。支援者への発送は、11月末を予定しています。
関連記事
“ひろゆきのチューナー”が発売中止に 工場の急な製造費値上げで販売成り立たず
クラウドファンディングの支援金額で製品を届けることが不可能に。支援者には返金処理がなされます。『からかい上手の高木さん』VRアニメ化計画始動 西片の視点で高木さんにからかってもらえるぞ
Makuakeでクラウドファンディング中。最高の250万円プランでは、高木さんの等身大フィギュアが手に入ります。東日本大震災の経験が教訓 そのままで食べられるゼリー型備蓄食「LIFE STOCK」誕生
5年半以上の常温保存が可能です。スマホ中毒を加速させる魔のアイテム 人をダメにするアーム付きスマホホルダーがMakuakeで人気
目標金額の10倍以上の支援が集まっています。プラモ製作用収納「アーティステーション」が便利そう 多種多様な道具をコンパクトに収められる
規模が異なる5モデルがラインアップ。価格は最小モデルで約5000円、最大で5万円程度。京アニ支援のクラウドファンディング アニメ関連NPOが開始
即日100万円を達成しました。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.