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両さんが帰ってきた! 『こち亀』特別漫画、ワイモバイルが公開 PHS終了を両さんが振り返る

ものすごくなじみ深い味わい。

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 PHSが2020年7月末にサービス終了を迎えるにあたり、ワイモバイルが特設サイト「ありがとうPHS×こち亀」を設け、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とのコラボ漫画「ありがとうPHS!の巻」を公開しました。ガジェット好きでもある両津が、約25年に渡るPHSの歴史を振り返っています。

 「ついに終わってしまうのか……」と、PHS終了のニュースを両津が嘆くシーンから漫画はスタート。中川が「どうしたんですか先輩、こち亀の連載はもう終わりましたよ」と軽くボケたり、寺井が「PHSってポークヒレステーキの略の?」と、過去話で両津に吹き込まれたホラ話を蒸し返したり、とてもなじみ深い滑り出しです。

 両津はPHSが終わりゆく流れを認めつつも、その利点を力説。携帯電話とPHSの違いを説明しつつ、電磁波が少ないPHSは病院などにニーズがあると語ります。この“うんちくパート”も懐かしい。

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 そして両津は、唐突に「PHSが終了してしまう前に、復活してほしいPHSベスト10を発表する!」と宣言。「HONEY BEE」や「初代京ぽん」などの名機を振り返りつつ、過去話に出てきた架空の機種までランキングに混入させ、カオスな展開で漫画は終わります。最後はもちろん部長の激怒。

過去話のアイデアが入ってきてカオスに

 なお、この漫画には不揃いな枠線や絵柄のばらつきなどがみられ、ネットでは「ほとんどのコマが過去話からの流用」「描き下ろしかと思ったら貼り下ろしだった」といったツッコミも。ただ、コラージュだとしても、それで新作を作れる点は、ある意味『こち亀』らしいともいえるでしょう。

 サイトでは、「こちらワイモバイルPHS歴史年表」も掲載。1995年7月のPHSサービス開始から2020年の終了まで25年間の、PHS関連や社会の出来事を、『こち亀』のエピソードとともに紹介しています。

歴史の長い『こち亀』だからこそできる演出

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