「こんなお母さんになりたい」　北海道で暮らす67歳女性の“手作り料理”がすてき　「参考にしたい」「ぱぱっと作ってみな美味しそう」（1/3 ページ）

素晴らしい料理の腕前に見とれます。

» 2025年02月02日 09時00分公開

[宮原れい，ねとらぼ]

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　気温マイナス12度、家の外の積雪深は約130センチ。そんな冬の北海道で暮らす母の料理が「感動した」「素晴らしい」とYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で80万回再生を突破しています。

-12℃の北海道で暮らす冬の日常｜母の手作り料理とキャロットケーキ

手間暇かけながらも手際よく

　動画を投稿したのは、北海道で暮らす67歳母と92歳祖母の日常を発信するクロさん。YouTubeチャンネル「Kuro - 北国の暮らし」では以前、朝5時前から始まる母の休日モーニングルーティンが話題になりました（関連記事）。

　今回の映像は12月中旬に撮影したもの。お母さんは豚肉をソミュール液（塩水）に漬け込んで自家製ベーコンの下準備をしたり、夕方には残りの豚肉とさまざま野菜とキノコをせいろで蒸して夕食を作ったり……。豊富な食材が登場し、それを手間暇かけながら同時にぱぱっと手際よく作っていく様子に思わず見とれます。

窓の外が雪で真っ白な冬の北海道での日常です

　次の日も朝5時からいつも通り朝食を作り始めるお母さん。豆乳、ヨーグルト、自家製甘酒、冷凍していたハスカップでスムージーを作ったかと思えば、昨晩の夕食の余った具材と自家製みそを使ったみそ汁、さらに塩と小麦粉をまぶして焼いたタラが食卓に並びます。朝から栄養満点で元気が出そうですね！

すてきな朝食

キャロットケーキも

　また、この日はキャロットケーキも作っています。料理家・栗原はるみさんが公式サイトで公開しているレシピを参考にしながら、お母さんなりのアレンジを加え、たっぷりのニンジンや砕いてローストしたクルミなどを入れました。

すり下ろしたニンジンがたっぷり入ったケーキを作る様子

　ケーキを焼いている間に、かなり大きな柑橘（かんきつ）でブンタンの仲間「鬼ゆず」を使ってピールを作り始めます。果実と綿、そして今回使う皮に切り分けたら皮を3回ほどゆでこぼし、皮と同量の砂糖（今回は少なめ）を入れ、水を加えて煮詰めました。その後はオーブンで乾燥させ、冷めてからグラニュー糖をまぶしたら、鬼ゆずで作った柑橘ピールの完成です。

大きな鬼ゆずも手慣れた様子で切り分けていきます

完成した柑橘ピール

　そして焼き上がったキャロットケーキは、ハンドドリップで入れたコーヒーと一緒にいただきました。どの料理、お菓子もとってもおいしそうですね。

キャロットケーキもおいしそうです

静かな時間が流れる冬の日常にほっこり

「私もこんな素敵なお母さんになりたい」の声

　おいしそうな料理と穏やかな日常の景色に、コメント欄では「すべてのお料理に感動します」「美味しい料理、素敵なお家」「お料理参考にしたい」「ぱぱっと作ってみな美味しそう」「私もこんな素敵なお母さんになりたい」「豊かな時間の流れが素敵で観てるだけで幸せな気持ちです」「あまりの素晴らしさに衝撃」「ドラマか映画を見てるよう」といった声が寄せられています。

　クロさんは、北国での暮らしの様子をYouTubeチャンネル「Kuro - 北国の暮らし」で発信中。2月14日には自身初の著書『北国の暮らし今を豊かに生きる家しごと庭しごと』（KADOKAWA）を発売します。