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Airbnb、パーティーハウス禁止に 掲載物件で起きた5人死亡の銃撃事件を受けて
借り主はAirbnbを利用し、虚偽の説明で会場を借りていました。
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AirbnbのCEOは、同社の扱う物件でハロウィーンに起きた銃撃事件を受けて、「パーティーハウス」を禁止すると発表しました。
事件は米カリフォルニア州コントラコスタ郡オリンダで発生。同郡保安官事務所の発表によると、騒音の苦情を受けて警察が現場を訪れたところ、100人以上が集まるパーティー会場で死者や負傷者を発見したとのこと。死亡者は5人と発表されています。容疑者はまだ特定されていないとしています。
報道では、パーティー会場はAirbnbを介してレンタルされたもので、ゲスト(借り主)はホスト(貸主)に「十数人の家族の集まり」を行うと説明していました。しかしSNSでは「Airbnb Mansion Party(Airbnb豪邸パーティー)」と宣伝され、100人あまりが参加していたとのことです。
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Airbnbのブライアン・チェスキーCEOは事件を受けて、パーティーハウスの禁止とともに、「(ホストに)無許可のパーティー、オリンダでの悲惨な事件につながったような、ゲストとホストの悪質な行為に対処する取り組みを2倍にする」と自身のTwitterで発表。
そのための施策として、リスク検知技術によって高リスクと判断された予約の手動チェックを拡大することパーティーハウス専門の緊急対応チームを設けること、これらのポリシーに違反したユーザーに即座に対処することを明らかにしています。
CEOによる一連のツイート
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