advertisement
民泊サービスのAirbnbが、「万里の長城に泊まれる」キャンペーンを発表しましたが、反発の声を受けて中止しました。
キャンペーンは、コンテストに参加して「異文化を隔てる壁を突破することが今ほど重要な時代はないと思う理由」といった課題を提出して入賞すると、万里の長城内に用意されたカスタムデザインの部屋に泊まれるというもの。しかしキャンペーン発表後、遺跡の損傷を懸念する声や、「今や利益のために古代の遺跡をレンタルできるのか」といった批判があったといいます。
Airbnbは、「さまざまなご意見を受け、本イベントを進めるべきではないという判断を尊重し、イベントを中止する運びとなりました」とコメント。代わりに、旅先としての中国の魅力の紹介などに焦点を当てるとしています。
キャンペーンのプロモーション動画
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ズボラ旅、Airbnb宿泊予定の強制キャンセル対象者向けの無料相談窓口開設
Airbnbは民泊新法の施行目前でホストの届け出不十分としてキャンセルが発表されていた。 - 民泊サービスのAirbnb、宿泊予定を強制キャンセル 民泊新法の施行目前でホストの届け出不十分
補填のため1000万ドル(11億円)の基金を設立し、旅行のプラン変更を行う顧客へのサポートを行う。 - ファミリーマートとAirbnbが業務提携を発表 宿泊事業の普及・拡大を目指すサービス提供へ
全国のファミリーマート店舗が活用されます。 - 全面解禁していいの? 問題山積み「民泊」ビジネス、観光大国フランスはどう向き合った?
民泊の問題、GNIの代表ディディエ・シュネ氏に聞いてみました。 - おばけと相部屋!? 民泊サイト「Airbnb」でホーンテッドキャッスルに泊まれる
お家の裏には墓地もあるよ!