速報

ローカル線を救う夢の乗りもの……!! きっと興味が沸く、いちばん分かりやすい「DMV」のお話【写真62枚】月刊乗り鉄話題(2019年11月版)(4/5 ページ)

DMVって何だ? 面白いぞー。

advertisement

こんないい場所! 初のDMVが走る「四国の右下」乗り鉄ガイド


(参考)DMVが「鉄道」モードから「道路」モードへ変身する様子 約15秒でモードチェンジが完了する

 DMVを導入予定の阿佐海岸鉄道は8.5キロの短い路線です。しかし、もともとは徳島と高知を結ぶ「国鉄阿佐線」になるはずでした。

 今回はそのルートを第三セクター鉄道とバスを乗り継いでたどった様子を紹介します。魅力的な観光スポットがいくつももあってオススメ。DMVを待たずに出かけて見てはいかがでしょうか。

 なお鉄道ファンにとっては、阿佐海岸鉄道のディーゼルカーに乗り納め、JR四国牟岐線としての阿波海南~海部間の乗り納めになりますね。

advertisement

旅のルートは高知空港~室戸岬~甲浦(かんのうら)~海部(かいふ)~徳島空港です。(地理院地図を加工)

このルートの鉄道とバスが乗り放題の「四国みぎした55フリーきっぷ」を使いました。3日間有効で大人5,000円ポッキリ。ちなみに「55」はこのルートに沿った国道55号線に由来します。

東京・羽田空港から始発便で高知空港へ。搭乗口までバス連絡の「沖止め」です。飛行機好きには周囲の飛行機が間近に見えてラッキーです

高知龍馬空港から室戸方面に行く場合、バスで高知駅に行くと遠回りです。土佐くろしお鉄道の「のいち駅」行きの乗り合いタクシーが便利。予約制で500円です

のいち駅。土佐くろしお鉄道の各駅に、やなせたかし先生が考案したキャラクターがいます。のいち駅のキャラクターは「のいちんどんまん」。当地で開催される「全日本素人ちんどんコンクール」に由来するそうです

土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で終点の奈半利へ。この路線も「国鉄阿佐線」として開業する予定でした。建設中止を受けて第三セクターとして開業しています

海岸沿いを走る景色が評判です。しかし今日はあいにくの雨

のいち駅の売店で買った巻き寿司で、早めのお昼ご飯です

奈半利駅に到着。キャラクターは「なはりこちゃん」

高知東部交通バスで室戸岬へ

室戸岬には中岡慎太郎像があります。坂本龍馬の盟友。ドラクエウォークのご当地クエストもこのあたりにあります

クネクネした木はウバメガシ。備長炭の原料です。土佐備長炭は紀州備長炭と生産量トップを競っています

岬の先端に近づくと、ななめの地層の奇岩が現れます。海底で南海トラフに堆積した土砂が隆起して形成されました。詳しくは室戸世界ジオパークセンターで学べます

中岡慎太郎像の背後の階段を上ると展望台があります。デジカメのタイマー撮影用の台がありました。気が利いてます

室戸岬からバスで進みます。「室戸世界ジオパークセンター」は廃校を利用したジオパーク見学施設です。ジオパークは「地球活動が生み出した地形や地質が分かり、その地域に根付いた文化がある場所」日本にはユネスコが認定したジオパークが9箇所あります

またまたバスで乗り継ぎ、こんどは「むろと廃校水族館」へ。廃校になった小学校を改築した水族館です

廃校になったはずなのに立派な碑があると思ったら……

ジュースの自動販売機でした

 おまけ、まだまだ続きますよ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  5. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  6. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  8. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  10. 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】