レビュー

「まだ結婚できない男」6話 阿部寛&デビット伊東の濃い顔がサウナでご対面「テルマエ・ロマエ」感がハンパなかった(2/2 ページ)

やっくんは誰なのか問題も決着。

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まどか先生、ダメ恋愛体質すぎるよ

 今回は「親子関係に問題がある」と語っていたまどかの家庭の事情も明かされた。

 まどかの母親は長野で弁護士事務所をやっており、本当はまどかに地元へ帰って事務所を継いで欲しいと思っているようだが、まどかと母親との間には強い確執があるという。

 小さな頃から母親のいいなりになって勉強をし、弁護士になったまどか。結婚相手まで母親に決められそうになったことで「このまま結婚したら一生、母の元から逃げられない」と考え、自分で結婚相手を見つけることに。

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 しかし、自分で選んだ相手と結婚の準備をしている最中に男が詐欺罪で逮捕。まどかが自分で男の弁護をして執行猶予を勝ち取ったものの、そのまま自然消滅に。前回話していた「クリスマスチキン」事件といい、だいぶダメ恋愛体質だ。

 それがきっかけで母親とも気まずくなり、冷蔵庫に置いておいたプリンを勝手に食べられたことが決定打となって東京に出てきたのだという。

 以来、ずっと母親と没交渉だったまどかだが、桑野が薬丸に素直に謝罪しに行ったことで、自分も「そのうち」母親に電話してみようかと思うように。

 「そのうちとか言って、絶対しないでしょ」「いつまでたっても結婚相手が見つからないのも、きっとそういうことが原因なんでしょう」

 結局、桑野の皮肉に反発する形で、その場で母親に電話することに。母親はプリンの件などすっかり忘れていたものの、何だかんだで和解することができたようだ。

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まどかの打ち明け話を聞く女たちの会(桑野の隣室)に差し入れてやったのに…… イラスト/北村ヂン

パグが取り持つ恋愛が生まれるのか!?

 顔を合わせれば、いつも言い合いばかりしている桑野とまどかだが、「なまじ当たってるだけに腹が立ちます」と言っていたように、お互いの本質を見抜いているのだ。

 言い合いの結果、桑野は薬丸に謝罪することができたし、まどかは母親に電話することができた。いい影響を与え合っているともいえるだろう。

 まどかを怒らせた後、桑野が珍しくウジウジしていたりと、かなり意識をしている様子も見えて、ふたりの距離がだいぶ近づいてきているのが分かる。

 それに対して、田中有希江(稲森いずみ)と戸波早紀(深川麻衣)がどんどんモブ化しているのが気になるところだが……。

 ここのところ早紀と毎回すれ違っている、パグを連れた男(湘南乃風・RED RICE)。お互いの連れたパグ同士は既に恋心が芽生えているようだが、飼い主同士も恋が生まれるなんてことは……!? だとしたら、早紀ちゃん、男の趣味が特殊すぎるけど。

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桑野を巡る女性たち、まどか以外の存在感がちょっと薄い イラスト/北村ヂン

北村ヂン

文章からイラスト、漫画、映像まで、あの手この手でインターネットのみなさんのご機嫌をうかがうハイパーメディアライター

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