生アフレコ「救けて勝つ」「勝って救ける」！　コミコンの「ヒロアカ」ステージレポ：東京コミコン2019（2/2 ページ）

新作映画へ向けて

　映画2作目「僕のヒーローアカデミア　THE MOVIE　ヒーローズ：ライジング」は12月20日に全国公開されます。予告編映像がステージに流れると、会場のファンから歓声が上がります。

　次世代のヒーロー育成プロジェクトの一環として、クラス全員で期間限定の郊外ヒーロー活動のため南の離島・那歩島を訪れていたところ、突如謎の敵＜ヴィラン＞たちが襲来。新たな敵ナインたちに力を合わせて立ち向かう……というストーリー。

　2018年公開の前作映画では出演のなかったクラスメイトも、今回は1年A組20人全員集合。山下さんは「峰田くんに注目！　前回も大活躍してるし、今回も彼らしい活躍をします。みんなの成長という部分が熱い。ライバルたちが強くなっていくのは負けられないなぁと思いました」、岡本さんは「（井上芳雄さん演じる）ナインは今までにないタイプのヴィランなのでそこを見てほしいですね。キメラに注目。敵もしっかり強くて、強いからこそ乗り越えるべき存在として描かれているので全員共闘して戦うには相応しいです」とそれぞれ注目のポイントを語ります。

　今作では映画オリジナルキャラクターとして島の子どもの姉・真幌（黒沢ともよ）と弟・活真（寺崎裕香）が登場します。アフレコ現場では山下さんと岡本さんを交えて4人での掛け合いもあったとのこと。

　「2人ともかわいい。けなげで一生懸命で応援したくなる。オールマイトからデクへ、デクから誰かへという流れを感じることができます。呼び方がデクにーちゃーん、爆豪ー！（※呼び捨て）なのがいいよね」（山下）「爆豪にーちゃんて呼べよな！」（岡本）という会話には笑いが起こりました。

「救けて勝つ！」「勝って救ける！」

　着ぐるみの緑谷出久と爆豪勝己が登場し、声優が読み上げるセリフに合わせて着ぐるみがポーズを取る“セリフ再現コーナー”も。必殺技「ワン・フォー・オール・フルカウル　シュートスタイル」「A・Pショット！オートカノン」や、劇場版のセリフ「救けて勝つ！」「勝って救ける！」を再現し、劇場版への期待を盛り上げます。即興でケンカシーンを演じるというファンサービスも。

　最後は「これからも盛り上がっていくヒロアカ応援してください。いろんなヒーローがいる、楽しみに！」（山下）「アニメ本編、劇場版、漫画……ばりばり進行しているので興味持ってもらえたらぜひ！」（岡本）とコメントの後、イベントおなじみの最後の挨拶「さらに向こうへ！」「プルスウルトラ！」のコール＆レスポンスで締め。会場が一つとなりました。