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生アフレコ「救けて勝つ」「勝って救ける」! コミコンの「ヒロアカ」ステージレポ東京コミコン2019(1/2 ページ)

東京コミコンに「ヒロアカ」が降臨!

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 11月23日、「東京コミコン2019」メインステージにて「僕のヒーローアカデミア」のスペシャルステージが開催されました。日本国内だけでなくアメリカやフランスでも人気の「ヒロアカ」は、12月20日に劇場版の公開が予定されています。ステージでは声優陣が登壇、ヒロアカへの愛を語りました。

ヒロアカステージ
僕のヒーローアカデミアステージをレポート

 『僕のヒーローアカデミア』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の堀越耕平先生による人気漫画。「“無個性”」だった主人公が最高のヒーローを目指して成長していくヒーロー作品。2014年から連載開始、2016年にアニメ第1期が始まり、現在第4期が放送されています。

 雄英高校1年A組の主人公「緑谷出久(以下、デク)」と「爆豪勝己(以下、爆豪)」の着ぐるみの登場とともに2人の声がすると、会場は一気に盛り上がります。「名だたるヒーローのブースもあって感激だなぁ〜!」と喜ぶデクに「何言ってやがる! ブースにはヴィランもいるじゃねぇか! ヴィランは全員俺がぶっつぶしてやる!!」とここでも強気な発言!

 そしてデク役の山下大輝さん、爆豪役の岡本信彦さんが登場。岡本さんは登場すると「かっちゃんって呼んでー!」と会場をあおります。集まったファンも喜んで「かっちゃーーん!」と返していました。

ヒロアカステージ
声優の山下大輝さん(右)と岡本信彦さん(左)。それぞれキャラクターのイメージカラーのパーカーがカッコいい

 「ヒロアカ」第4期はインターン編。合宿や学園祭など学園生活の中で進んできたストーリーから離れます。仮免試験に合格したデクらは職場体験の発展型であるヒーローインターンを行うことになり、プロヒーローの現場に飛び込んでヒーロー活動をする――というストーリーです。シリアスな展開が続き、「アフレコ現場もピリピリしています」(山下)とのこと。原作愛読者の岡本さんは「オーバーホールの強さに戦慄したし、どう攻略するか、アニメ演出が楽しみ。やっぱりバトルシーンですよね!」(岡本)と一視聴者のように期待を膨らませています。

それぞれの「ヒロアカ愛」

 デクと爆豪を4年演じてきた2人。ストーリーの展開につれて、キャラクターたちは成長し、関係性も変化しています。

 「最初は無個性からはじまり、ワン・フォー・オールをオールマイトから譲渡されて、やっと己の道筋をつかみ始めたのが最近。シュートスタイルを確立したのもデクの道かなと思う。オールマイトから離れたところでヒーローとどう向き合っていくかが見どころです」(山下)

 「(キャラクターの変化を聞かれて)マイルドというか、かわいらしく見えてきたところが多々あるのかな? デクのおかげでさらに光ってきました。弱いところも主人公のおかげで見えてくるという稀(まれ)なポジションだと思います」(岡本)

 いじめっこといじめられっこのようなおさななじみが、今ではともにナンバーワンを目指すヒーロー同士、ライバル関係になっています。「ライバルはライバルでもデクの方が若干上だと思って怖いですね」(岡本)、「でもデクはかっちゃんの背中を追っていて、勝ってるなんて一度も思ってない。勝ちたいとは思う」(山下)、「こうすれば勝てる! というビジョンを描かせずに勝ちたいですね」(岡本)――とキャラを深く理解したやりとりに、客席がうんうんと頷く一幕もありました。

ヒロアカステージ
それぞれのヒロアカ愛を語りました

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