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まつげメイクを装って中国を批判する動画の削除、TikTokがミスだったと謝罪

中国批判を理由に規制していないとTikTokは説明しています。

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 まつげメイク動画のように見せかけて、中国のウイグル問題について語る動画がTikTokから削除された件について、運営元は11月28日(現地時間)に誤りだったと謝罪しました


謝罪と経緯説明

 動画を投稿したのは17歳のFerozaさん。まつげメイクの方法を教えるという説明から始まりますが、その後ウイグル問題について中国を批判する内容となっています。動画は急速に拡散しましたが、その後彼女はTikTokに動画を投稿できなくなり、まつげメイクの動画も削除されました。彼女はTwitterで「中国がTikTokを使って真実を広めないようにしている」と主張。彼女は以前にもアカウントを停止されたと述べていました。

 TikTokは、Ferozaさんの以前のアカウントを停止したのは、オサマ・ビン・ラディンの画像が動画に含まれており、テロリストに関連する画像の使用がガイドラインに違反するからと説明。中国に関連するコンテンツは規制していないとしています。

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 同社は、Ferozaさんが動画を投稿できなくなったのは、過去に「テロ関連の画像使用」「児童の搾取」「スパムなど悪質コンテンツ」の違反行為で停止されたアカウントとひも付いた端末を取り締まったことによるものと説明。彼女は以前のアカウントとひも付いた端末を新しいアカウントにも関連づけていたため、アカウントから閉め出されたとしています。この時点で、まつげメイクの動画は閲覧できる状態でした。

 しかしその後、まつげメイク動画が「人為ミス」により削除されたと同社は説明。同社のガイドラインではこのような動画は禁止しておらず、削除するべきではなかったと述べています。動画は50分後に復活しています。

 TikTokはFerozaさんに謝罪するとともに、彼女の端末に対する禁止措置を解除したとしています。なお当該の動画は11月23日に投稿され、28日までにTikTok上で150万回以上再生されたとのこと。

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