魔改造っぽさのあるメカメカしい装備、これがいい 欧州系e-bike「Tern Vektron S10」買っちゃった(2/3 ページ)
ディスクブレーキにぶっといタイヤ、ミニベロらしからぬ「いい」装備なんですよ。
コンポーネントはロード向けのそこそこ本格派、ガッツリ強力なディスクブレーキを搭載
コンポーネントは、シマノのロードバイク用コンポとして上から4番目の「ティアグラ」を中心とした構成です。ギアはフロントシングル、リアは10速。
そして、e-bikeのパワーと車重を受け止める重要パーツとして、ブレーキにドイツの老舗メーカーであるマグラ製の油圧ディスクブレーキが奢られています。
Vektron A10の折りたたみ機構は、フレームを中央から折るオーソドックスなもの。Ternは2011年創業の比較的新しいブランドですが、折りたたみ自転車最大手ブランドのDAHON(ダホン)からののれん分けで誕生したということもあり、折りたたみ自転車としての基本部分はガッチリしっかりしています。
シートポストは2段階に伸縮でき、ハンドル(ステム)の角度調整と合わせて慎重147~195センチの人まで幅広く対応します。サドルの裏には肩に乗せて移動する時のためのパッドも付いていて、車体後部(バッテリーの後ろ)には持ち手を用意。持ち運びも考慮した作りで、クルマに乗せて持っていくシーンにも便利です。
ミニベロ/折りたたみスタイル、ロード用パーツ、そしてe-bikeシステム。ノーマルでもどこか魔改造っぽさのある不思議な自転車ですが、メカメカしいデザインや装備がかなり心地よいです。
筆者が購入したカラーはマットブラックで、フレームに入る青いラインとのコントラストが未来的で気に入っています(ちょっとミクさんの衣装っぽい?)。シルバーなどの別カラーもあるそうです。
さて、次回はいよいよ実走編。ちょっと高いけれど、ウルトラ楽しいですよこれ!
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