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一城のあるじはお猫さま 備中松山城の猫城主「さんじゅーろー」に恋した歴女の貴重な現存天守レポ(2/2 ページ)

くるしゅうにゃい。

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「ぼくの城にようこそにゃん♪」

 いよいよ天守へ! というときに、かわいいお出迎えが。なんと、猫様がいらっしゃるじゃないですか!! その名も「さんじゅーろー」。備中松山城の城主を務めている男の子の猫ちゃんです。筆者はもう天守そっちのけ。さんじゅーろー様に夢中です。

気持ちよさそうに喉をゴロゴロ
スタスタ……

 しばらくなでなでしていたら、ちょっとほっといてくれと言わんばかりにさんじゅーろー様は建物の中へ移動してしまいました。筆者はその間に天守を見学することに。他の城に比べ小さく感じましたが、雲一つない空に白と黒のコントラストがとても映え、天守からは美しい山々の景色が見られました。さすが「天空の城」、あっぱれです。

天守からの景色

 この日はあまり混雑していなかったので、ゆっくり見て回ることができました。大満足でベンチに座り一休みしていると、他の観光客の「あれー? 猫ちゃんはー?」の声が聞こえてきます。どうやらさんじゅーろー様を探している様子。いつでもお城の前にいるわけではなく、自由気ままにお散歩をしているんですね。そのうちに、また城の前にお戻りになられたさんじゅーろー様の姿が見られました。

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再びお城の前にやって来ました
猫の背中は語る
チラリッ

 最後にこれでもかってくらいお別れのなでなでをして、お城を後に。名残惜しい……。筆者はその後、さんじゅーろー様のInstagram(sanju_ro_)やTwitter(@sanju_ro_)を即フォローし、スタンプも買いました。もうメロメロです。

「また遊びに来てにゃん」
SNSを発見!!
本も出版しているみたいです
さんじゅーろーについて

 「さんじゅーろー」の名前は、備中松山藩出身の新選組隊士で七番組組長を務めていた「谷 三十郎」と、さんじゅーろー君を発見した場所が備中松山城の「三の丸」だったことに由来しているそうです。2018年7月の豪雨災害後からこのお城に住みつき、多くの人を笑顔にしています。

もみじのブローチを付けてみたにゃん
待ってるにゃん

 備中松山城に行ったことがある人も、まだない人も、新しい城主のさんじゅーろーに会いに行ってみてはいかがでしょうか。メロメロになること間違いなしですよ。

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