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“ニャンちゅう声優”津久井教生、腫瘍の摘出手術を終えて退院へ 「ニャンちゅうの発声もバッチリできてます」

腫瘍とともに副腎を1つ摘出したと明かしています。

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 「ニャンちゅう」の声などで知られ、腫瘍の摘出手術を受けた声優の津久井教生さんが12月24日、退院したことをブログで発表しました。津久井さんは難病の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と診断された際に腫瘍も見つかっており、12月12日に摘出手術を受けると公表していました(関連記事)。


退院を報告した津久井さん(画像は過去記事から)

 摘出手術を受けた翌日からイラストも交えてブログで自身の状況を説明していた津久井さん。12月16日のブログでは、「腫瘍は……大きく感じました……10センチ以上本当にありました」「傷口のすぐそばに横隔膜があるのです」「腹式呼吸での発声はめちゃくちゃ響いて痛いです」と手術後の状況を詳細に記述していました。


津久井さん作のリハビリへの決意を表したイラスト(画像は津久井教生オフィシャルブログから)

 退院報告となった24日のブログでは「今回の腫瘍摘出手術で……実は副腎も1つ摘出していました」「腫瘍にはりついていて、ほぼ同化していたそうです」と、より詳細に手術の結果を明かしています。この腫瘍は検査に出され「1カ月後くらいには正体が分かる」とのこと。

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 ALSが進行性の病であるため、「術後動かさないでいるとさらに落ちそうなので」と運動機能維持のため、すぐにリハビリを始めた津久井さん。歩行機能と右手の感覚については「少し落ちました」とのことですが、「入院前と極端に変わることはブロック出来たようです」とリハビリの結果を報告しています。

 また手術後最大のポイントとした「発声」についても報告。「傷口が落ち着くまでは、まだ1カ月ほどかかる」とのことですが、横隔膜の近くに傷口があっても「しっかりと発声が出来るようにする」リハビリをした結果、「腹式呼吸連動の発声は大丈夫です」「ニャンちゅうの発声もバッチリできてます」と喜びも交えながら現在の状態を説明しています。

 手術後の発声も問題なかったことを受けて「何かの力に守られていると思いました」「手術当日の『元気玉』に感謝します」と、応援してくれたファンや周囲の人々に感謝の言葉をつづっている津久井さん。今後の活動についても「ALSの治療に専念できます」「『体調』と『声』を大切にして……お仕事を続けていきます」と決意表明しています。

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