劇場版「メイドインアビス」新作が映倫審査でR15+に変更　公式「思っていたより、ずっと負荷が……」

　つくしあきひとさん原作による劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」（2020年1月17日公開）のレイティングが、PG12からR15+に変更されたことが発表されました。これにより15歳未満の観客は鑑賞できなくなったため、チケット代金を返金することが公式サイトで告知されています。やっぱりあのシーンか……。

　キネマシトラス制作のテレビアニメ「メイドインアビス」（2017年7月～9月放送）は、誰もその深層までたどり着いたことがないという、巨大な縦穴“アビス”に挑む探窟家たちの物語。かつてアビスの底へと旅立ち消息を絶った母を持つ12歳の少女リコと、ロボットの少年レグの2人が、アビスの謎を解き明かすべく縦穴深く冒険の旅に出ます。2人は旅の途中で幾度ものピンチを知恵と勇気で切り抜け、やがて新たな旅の仲間ナナチと合流したところで最終話を迎えました。

　テレビアニメの好評を受けて、2019年1月にはテレビシリーズ全13話を再編集した劇場版が前後編に分けて公開され、2020年1月に完全新作の映画が公開されることになっています。この総集編映画2作と完全新作映画は、「12歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要」というPG12になっていました。しかし、2019年12月15日に公式Twitterを通じて、完全新作映画は「15歳未満は観覧禁止」というR15＋への変更が告げられることとなりました。

　劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」は、12月28日に完成披露イベントを開催することが決定しており、レイティングの急な変更によって鑑賞できなくなった15歳未満の観客には、購入済みチケットの返金手続きを行うと公式サイトで告知しています。

　なお、ニコニコ生放送では「成人の日」の2020年1月13日18時から、テレビシリーズの一挙配信が決定しています。新作映画の公開前に、これまでの物語を予習・復習したい人には絶好の機会と言えそうですね。素晴らしい。

(C)2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会