スーパー戦隊シリーズ第44作は「魔進戦隊キラメイジャー」、なぜか「仮面ライダードライブ」のキャラに注目集まる(1/2 ページ)
シリーズ史上初、テレビ放送前衛に劇場版を2月に先行公開。
スーパー戦隊シリーズ第44作となる「魔進戦隊キラメイジャー」が、2020年3月8日からテレビ朝日系で放送されることが発表されました。今度の戦隊のモチーフは宝石と乗り物。宝石のきらめきを力に、華麗に戦う令和最初の戦隊に注目したいところですが、ネットでは“魔進”というワードに過敏に反応する向きもみられます。
不思議なパワーを秘めた宝石に選ばれた戦士たちが闇の軍団と戦う同作。“キラメイストーン”と呼ばれる宝石は意志を持ち、タッグを組むにふさわしい戦士を選出し、戦士の個性と共鳴し、巨大な乗り物・魔進(マシン)に変形し相棒となって戦うという設定です。
戦隊メンバーは、攻撃を創造する“創”の戦士・キラメイレッドを筆頭に、多彩な射撃を繰り出す“射”の戦士・キラメイイエロー、高速攻撃が得意な“速”の戦士・キラメイグリーン、剣で敵を倒す“斬”の戦士・キラメイブルー、治癒能力と合気道に秀でる“治”の戦士・キラメイピンクの5人です。
また今作では、シリーズ史上初の試みとして、テレビ放送開始の1カ月前となる2月8日から劇場映画「魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO」を公開。「スーパー戦隊MOVIEパーティー」と題し、「騎士竜戦隊リュウソウジャーVS快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」との2本立て同時上映されます。映画では、地球にやってきた宝石の国のお姫様とキラメイストーンが“輝ける精神”を持つ人間を探し出し、戦士としてスカウトするというテレビ放送のプロローグ的な内容になるようです。
新戦隊の発表に、ネットでは早くも期待の声が多数上がる中、特撮ファンの間では「魔進」というワードに注目するツイートも。魔進といえば、「仮面ライダードライブ」に登場した好敵手キャラの魔進チェイサーが連想されますが、Twitterのトレンドワードにはキラメイジャーの番組タイトルよりも「追加戦士」の方が上位にランクインし、「キラメイパープル登場は確実」などとはやす声や、「他人とは思えない何かを感じる魔進チェイサー」といった特撮好きを唸らせるコメントが見られます。
テレビ朝日の井上千尋プロデューサー は、「(キラメイジャーは)誰かの目に輝いて見えるヒーローになってくれるはず」としつつ、「彼らはわたしたち一人一人の中に眠るチカラを『引きだして』くれるだけ。ヒーローは光を照らしてくれますが、それを反射させて輝くのはわたしたち自身なのです。今作ではこのあたりのテーマを掘り下げていくシリーズになる予感がしています」とコメント。
また、東映の塚田英明プロデューサーは、「人間ドラマ、等身大アクション、マシンとロボの特撮、センスオブワンダーあふれる世界観、フレッシュなキャストたち。これらさまざまな面からいろんな光を取り入れることによって、戦隊は戦隊らしく輝くのです。『魔進戦隊キラメイジャー』は、そんな中でも『今までで一番キラキラした戦隊」を目指します』と語っています。
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