製作期間4年！　超精巧な新宿のペーパークラフト模型に「これは胸熱」「神作品」の声　会社員が趣味で完成させた傑作

　紙で作られた新宿の模型がTwitterに投稿され、圧倒的なクオリティーと再現度に驚く声が上がっています。製作期間4年をかけた圧巻の作り込み……！

　都市の一部を切り抜いて、そのまま小さくしたような新宿のペーパークラフト。都庁や新宿パークタワー、コクーンタワーなどの特徴的なビル群から、こまごまとした建物や看板、西武新宿駅前のユニカビジョン等までが立体的に再現されています。

　縮尺は2200分の1スケール、サイズは650ミリ×700ミリ（台座含む）。拡大された写真では、線路や道路の高低差や路面標示も再現しており、見れば見るほどこだわりを感じて感動します。実物の迫力はもっとすごそう……！

　作者は会社に勤めながら趣味で都市模型を作っているトシ（@Fe2AEiFqz0X9AYw）さん。意外なことにお住まいは名古屋市だそうで、「大好きなビルやビル群の情景を自分の身近で再現したい」という思いが制作のきっかけになったのだとか。

　そうした情熱は細部のこだわりようにみてとれます。リアリティーを出すために力を入れたという看板はバラエティ豊か。上から見られることを想定して、屋上設備の再現にまでこだわったそうです。

　それぞれの建物は、印刷した展開図をカッターで切り出し、ボンドで組み立てた各パーツを合わせて、ようやく完成します。トシさんによると、展開図はソフトを使わずに頭で考えていた（！）そうで、「コクーンタワーや東京都庁など、構造が複雑な建物の図面作成に苦労しました」と振り返っています。資料は主に「Google Earth」を使ったとのことですが、すごすぎる……。

　会社員として働きながら、すべて一人で完成させた新宿都市模型。「すごすぎる」「ペーパークラフトとは思えない出来」「神作品」と称賛のリプライが寄せられたほか、「実物を見てみたい」「生で見たい！」と展示を希望する声も上がりました。

　現在のところ展示予定はありませんが、何か展開があり次第Twitterで発表されるとのこと。気になった方はトシさんのアカウントをフォローするといいでしょう。

　なお、ハッシュタグ「#新宿都市模型」では制作過程の様子も公開されています。

画像提供：トシ（@Fe2AEiFqz0X9AYw）さん