ゲーム「メタルウルフカオス」主人公機の精巧な紙模型が無料公開 「組み立て目安約80時間」の難しさがフロムらしい

さすが高難易度ゲームでおなじみフロム・ソフトウェア、販促物でも心を折ってくる。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　フロム・ソフトウェアがアクションゲーム「Metal Wolf Chaos XD」（関連記事）発売日の8月6日の前に、主人公機「メタルウルフ」のペーパークラフトを無料公開しました。作例がとても精密で、さすがフロム……とうならされる仕上がり。そして組み立て目安時間が「約80時間」という難しさで、再びさすがフロム……とうならされます。

巨大な武装やコンテナまで再現

こちらはゲーム中のメタルカオス。くらべて見ると模型のリアルさが分かる

　クーデターに立ち向かうため、主人公の「第47代アメリカ合衆国大統領マイケル・ウィルソン・Jr」が乗り込む「大統領専用特殊起動重装甲」を、高さ30センチのサイズで再現（型紙をA4サイズで印刷した場合）。作り方は、PDFの型紙データを印刷してパーツを切り出し、説明書に従って組み立てるのみ。ただ、カッターやボンドといった「用意するもの」の中に「根気」や「大統領魂」も含まれているあたり、常人には完成できなさそうな何かを感じさせます。

型紙データは全27ページ。このパーツを地道に折って、やっと弾帯だけできあがると思うと気が遠い

根気と大統領魂があれば大丈夫（完成できるとは言ってない）

　「DARK SOULS」シリーズや「SEKIRO」など、高難易度のゲームで知られるフロム・ソフトウェアの発表とあって、Twitterでは工作の難易度に納得する人も多い様子。告知ツイートは「最後の一文にフロムみを感じる」「やっぱりフロムはそうでなくっちゃ！」「ペーパークラフトでも心折りにきたか……」といったリプライで盛り上がっています。

　「METAL WOLF CHAOS XD」は8月6日に2700円（税別）で、PlayStation 4とXbox One、Steam向けに発売。ダウンロード版専売です。