「そんな少女マンガみたいなことあるわけないでしょ」 少女マンガのような「運命」を引き寄せては自ら木っ端微塵にしていく女子高生の漫画が爽快
フラグクラッシャー誕生。
まるで少女漫画のようなことが起こっているのに、そんなことがあるわけないと自らフラグを折りまくりな女子高生を描いた漫画『微妙に運命じゃない少女マンガ』が爽快ながら、なんだか歯がゆいです! 作者は立葵(@hiyokobeya)さんです。
歩いていると「遊ぼうよ」と男たちに絡まれる女子高生さくらちゃん。持っていた少女漫画を見た男たちは「こんな都合の良いやつ居ねぇだろう」と馬鹿にします。そこに「やめろ」と少女漫画のようにイケメンが登場……するのですが、さくらちゃんは思いっきり防犯ブザーを鳴らし、自分で男たちを撃退してしまいます。
ピロピロと爆音が鳴り響く中、さくらちゃんは「そうよね…少女マンガみたいに助けてくれる運命の王子様なんてこの世にいないわ…」と男たちに防犯ブザーを向けながら話します。そこにいるイケメンが少女マンガみたいに助けてくれたと思うけど……!?
友人に先日絡まれた話をしたところ「途中で入って来た人が運命の王子様じゃない!!?」と友人。そんな少女マンガみたいなことがあるはずないとさくらちゃんは一蹴します。
いずれにしても運命ならまた会えるだろうと話していると、なんとクラスに転校生がやってくるといいます。まさか運命のあの男の子が……!? するとまったく知らない山田権三郎君という転校生がそこに。「…ほらね 少女マンガみたいにはならないのよ」とさくらちゃんは言います。うーん、ちょっと期待したのにね!
廊下を歩いていると権三郎君に当たってよろけてしまったさくらちゃん。「危ない」と、以前街で助けてくれたイケメンが支えてくれようとしますが、「少女マンガみたいなことが起こるはずがない」と思っているさくらちゃんは自力で踏みとどまります。イケメンの存在に気づいていない!?
放課後、友人を図書館で待っていると同時に同じ本に手を伸ばした人が……。なんと、あのイケメン。さくらちゃんは今回は彼の存在に気づいたようです。まさかこの人が運命の王子様!? と思っているさくらちゃんに「取ろうとした本はこれ?」とイケメン司君。渡してくれた本は「世界の拷問の歴史」という本。司君は隣の本を間違えて渡してしまったのですが、さくらちゃんはそれを見て「やっぱ運命じゃないわ」と思うのでした。すれ違いすぎ!
ピンチの度にちょいちょい運命の王子様(?)が助けてくれようとしているにもかかわらず「少女マンガみたいなことあるわけない」と思っているが故に、イケメンに助けてもらうことなく、自分で対処してしまうさくらちゃんが清々しいと共に、イケメン・司君が不憫で仕方ありません。個性派転校生の権三郎君も含めて、今後の展開が気になります。
この漫画の読者からは「フラグクラッシャー☆ガンバレイケメン君」「清々しいくらい運命のフラグが折れていくww」「タイミング合わなすぎて草 これからどんなすれ違いが起こっていくのか楽しみです」といった声が寄せられていました。
画像提供:立葵(@hiyokobeya)さん
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