「うぉぉ何だこりゃ!?」「マジで意味分からん」 東京オートサロンでド目立ち「魔改造&すげークルマ」まとめ(2/3 ページ)
みんな気合い入りまくり。
自動車メーカー「純正カスタム」も気合い入りまくり
自動車メーカーもオートサロンならではの純正カスタムカーを大量に披露しました。
マツダブースには、モータースポーツの参加を意識した「MAZDA3」(関連記事)や「ロードスター」(関連記事)のカスタム提案モデルがずらり。
ノーマルのMAZDA3はクラス以上に高級感のある滑らかな曲線美に目が行きましたが、こうしてみるとレーシーな装いも似合います。思わず「マツダスピードアクセラみたいなホットハッチ、また作らないかなぁぁ」と期待してしまいます。
スズキブースには、大型バイク「カタナ」をイメージした仕様の「スイフトスポーツ カタナエディション」(関連記事)を一目見ようと来場者が詰めかけていました。
スイフトスポーツ カタナエディションは、シルバーとレッドのスポーティーなカラーリングで、渋さとカッコよさマシマシ。テーマカラーのイエローも好きですが、このカラーテーマもいいですよね。海外市場で販売された追加グレードに対して、今回の車両はよりカタナらしさを感じさせる印象的なマッチョスタイルに進化しています。「GRヤリス」(関連記事)が出ることですし、マッチョな3ドアハッチバックのライバルとして本当に市販してほしい仕上がりです。
ダイハツは、発売ホヤホヤの小型SUV「ロッキー」や「コペンGR SPORT」のカスタムモデルなどを展示していましたが、中でも一番の「何だコレ!?」なクルマが「ハイゼット トラック PEAKS Ver.」でした。
ハイゼット トラック PEAKS Ver.は軽トラックの「ハイゼットジャンボ」に、オフロードテイストのタイヤやキャリア、作業灯などを取り付けて遊べるクルマに仕上げたそうです。そこまでは納得。確かに、どこでも行ける小回りの良さと積載力を考えたら仕事以外でも活躍しそうなクルマです。でも側面はヘンです。なぜかボルダリングのクライミングホールドを付けてしまいました。まーデザインであることは分かっていますが、これは安直では……(笑)。
「Modulo」ブランドなどでホンダの純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセスは、平成初期の2台の名スポーツカーを生まれ変わらせました。
1台目は1997年発売のEK9型シビック タイプRをベースにした「CIVIC CYBER NIGHT JAPAN CRUISER 2020」です。オリジナルのEK9 タイプRが持つスパルタンな雰囲気が影を潜め、灯火類を中心にイメージチェンジされ、サイバーな雰囲気が漂うクルマに変身しました。
ふと海外の来場者からブース説明員に「これは新しいホンダのEVなのかい?」と問い合わせ。それだけ「現代風に見えた」ということのようです。確かに前後のライト回りがLEDばりばりで今っぽい。「私はオリジナルが好きなんですけれどね」とこそっと説明員の方。お、おう……正直ですね。
もう1台のS2000も、シビックタイプRと同じく「現代スタイルに」がテーマながらも、かなり現実的なコンセプトです。バンパーなどを少し今風にアレンジした「パーツ」を新たに販売するというのです。
ちょっとの化粧直しでより洗練したデザインになるなんて、S2000ってあらためてすごいクルマ。S2000誕生20周年記念のアイテムとして既に開発はほぼ終えており「本当に市販化」することを明らかにしました。2020年2月10日に「詳細を発表」するそうです。
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